すべての小学生は「SUZURI」でネット販売をやるべき5つの理由
「ねぇ、私のデザインした商品がまたズッキュンされたよ!」
小3の娘と小1の息子が楽しそうにiPadに向かうようになって数日。
「SUZURI(スズリ)」というサービスに出会ってから毎日が楽しそう。
きっかけは妻がこの記事を教えてくれたことがきっかけ。
これは楽しそう!
ということで、さっそくうちでもやってみることにしました。
SUZURIとは?
自分が書いたイラストがデザインされたオリジナルのTシャツやバッグなどの商品を、いますぐネット(SUZURI上)で販売できるサイト。
実際にモノが売れたら、SUZURIがオンデマンドで商品を作り、お客さんへの発送から問い合わせまですべてやってくれるサービス。
また、1つ売れた場合に自分がどれだけの利益を得たいかを「トリブン」として事前に設定しておけます。
SUZURIはなぜ素晴らしいか?
このサービス、何が素晴らしいかと言うと、ネット物販のあらゆる「めんどくさい」部分をほぼすべて解消してくれていることです。
物販で発生する10個の(めんどくさい)業務
1・商品を企画する
2・商品サンプルを取り寄せる
3・本当に商品化する(ロット発注)
4・納品物を検品する
5・倉庫においておく
6・販売サイトを作る
7・決済方法を考える
8・注文を処理する
9・発送する
10・問い合わせを受ける
モノを売るのって大変。だから、物販におけるコアである「1・商品を企画する」ことに集中できない。まじで2~10で疲弊します。(実体験あり)
そこをSUZURIがやってくれる。もう感謝しか無い。SUZURI最高。
念の為、この記事はSUZURIのPR記事ではありません(笑)
SUZURIでやることはコレだけ!
(子供への説明用にホワイトボードに書きました)
※イラスト書きアプリは「Adobe Sketch」を使ってます。
販売までたったの10分!
このSUZURIでの物販。うちの小1と小3の子どもたちにやらせてみたところ、なんと!iPadでイラストを書き終えてから10分で「販売開始~!」まで行き着きました。
おいらたちの商品がネットでうられている~!!!
娘&息子たちの実際の販売画面はこちら
息子(小1)が書いた「ないてるワニ」の販売ページ
娘(小3)が作った「まんまるねこ」の販売ページ
登録から販売までの一連のことをやってみて思ったことは
超簡単。すばらしいぞ、SUZURI。
です。
そしてそして、非常に非常に学びが多い。
これは、、
「日本の小学生にはみんなやらせたほうがいいんじゃないか?!」
とまで思いました。その理由を解説します!
理由1:売るという「ビジネス経験」ができる
たったの10分で、自分がデザインしたイラストが、オンライン上のお店に並び、「今すぐ買われるかもしれない」状態になります。
これって「売る」というビジネス経験ですよね。
iPad 一台あればすぐにできるリアルなビジネス経験。
やらない手はありません。
出品した瞬間、ドキドキします。やってみたらわかります。
買ってくれるかな?
見てくれるかな?
もっとこんなデザインにしたほうがよかったかな?
こんな思いが本人にも、親にもめぐります。
そして、そこに「学び」があります。
理由2:他人はどうやってる?を学べる
出品すると「ズッキュン」が来ることがあります。
ズッキュンは、noteで言うところの「スキ」機能です。
他の出品者や、閲覧者が「ズッキュン」ボタンを押してくれると、通知が来きます。
つまり、SUZURIは #note と同じく、うまくSNS的な機能が稼働していて、単なるネット物販サイトじゃなくて、出品者同士が相互に訪問しあえる仕組みができあがっている。
これって「他の人はどんなものをうってるんだろう?」というリサーチにつながると思うのです。大人的に言うと「競合リサーチ」。
実際にうちの子達も他の小学生っぽい子たちが出品しているアイテムを見て
・これはかわいいね
・これは売れそうだね
・これは自分でも買いたいかも!
といういろんな感想が出てきました。
競合から学べることはめちゃくちゃあります。
理由3:プロモーションの必要性を知る
実際にはなかなか売れません。
うちの子供達も自信をもって出品したイラストは「ズッキュン」はそれなりに集まりますが、まだ1つも売れてはいません。
「競合リサーチ」をしていくと、どうやら人気の商品は「ズッキュン」の数も半端ない・・。
「じゃあ、どうやってズッキュンを集めているんだろうね・・?」
そんな問いかけをしてみることで、多くの人にまずは知ってもらう必要性を認識できるようになります。
理由4:キーボード入力の練習になる
イラストを書いてから出品する過程の中で1箇所だけ、文字を入力しなければならい箇所があります。「商品名」です。
ユーザー登録などは親が代わりにやってあげましたが、商品名の入力だけは自分でローマ字入力させるようにしています。
どれだけ音声入力が発達しても、当面、仕事上で使うローマ字入力はなくならないでしょう。子供にとってローマ字入力のよい練習になります。
理由5:目標を持つことを学べる
実際に商品が販売されるページを見て、娘たちが発言した言葉は、「この商品、自分で買いたい!!」でした。
SUZURIのサイトでは、書いたイラストをいい感じに商品にプリントされているイメージを作ってくれます。
自分たちでも欲しい!と思ってしまうレベル。
ちなみにこのTシャツは 2,380 円で販売されていて、1枚売れた場合の「トリブン」(利益)は 300円 で設定。そこで、
SUZURIで儲けた利益が溜まったら、自分のアイテムを買っていいよ
というルールにしました。
じゃあ、何枚売れれば、買えると思う?
まだ「割り算」をまだ覚えていないので、一生懸命別の方法で計算していました。笑
まとめ:アウトプット学習である
おおげさかもしれませんが、スズリでモノを売り始めてから、うちの子供達は世の中のモノを見る目が少し変わった気がします。
・この商品のデザインはいいね
・なんでこの人はこんなにいいイラストが書けるの?
・私が書いたこの絵売れると思う?
なぜそう思えるようになったのか?
それは、販売活動全体が「アウトプット」学習だからだと思います。
プログラミング学習はせいぜいやれてもインプット学習でしょう。概念を学べても、自分で作ったプログラミングゲームを世の中に出せたり、友達に楽しませるレベルにまではできない。
それよりもアウトプット学習をやらせるべきです。SUZURIをやらせることは、完全にアウトプット学習です。
・自分のイラストを書く (アウトプット)
・それを世の中人の目にさらす (アウトプット)
しかも仕組みができあがっているから先生たちの負荷も少ない。
自分が関わったものが「世の中に出る」ということの「学び」は計り知れないと思うのです。
親側の準備
SUZURIでの販売ですが、親側に少しだけアプリの知識が必要です。
・iPadでどのイラストソフトで書かせるか
・背景を透明にするにはどうしたらいいか
また、できれば子供たちだけでタブレット端末1台でイラスト書き~背景透明化~出品まですべてできたほうが親的に手離れがよいです。
(最終的にはチェクします)
そのあたりをまとめた内容はまた別記事で公開しますね~!
※イラスト書きにはアプリ「Adobe Skecth」を使ってます。
子供たちのアイテムの販売ページです。
ズッキュンお待ちしております(笑)
子育てに関してはこんな記事も書いています。
AI時代に負けないためのスキルは
・IT
・お金
・創作
です。SUZURIでの販売はこのすべての学びにつながります。
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