【経営講座】週末と平日の生産性を比較した結果…
各店のみなさま
おはようございます!
週末の営業でしたね!
出勤されたみなさま
本当にお疲れさまでした。
稼ぎ時の週末の貢献───
経営的にも非常に助かります。
ありがとうございました!
そして週明けの月曜日。
体調は万全でしょうか?
本日は平日と週末とで
生産性の指標となる
人時売上高の違い───
これについて
数字で比較していきます。
■生産性を示す「人時売上高」とは…
まずおさらいを。
生産性を示す
「人時売上高」ですが───
こちらの式で算出できます。
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【人時売上高】
人時売上高=売上 ÷ 労働時間
※労働時間1時間あたりの売上のこと
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今、この「生産性の向上」は
飲食だけでなく───
全業種のテーマとなっています。
では、この生産性を上げるには
どうすればよいか───
先の式を見れば一目瞭然です。
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【人時売上高】
人時売上高=売上 ÷ 労働時間
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これを上げるには…
(1) 売上を上げる↑
(2) 労働時間を下げる↓
(3) 上記の両方
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この3つを試みれば
先の割り算の答え(=商)は
増えます。
■平日と週末を比較すると…
ではここで
週末と平日の人時売上高を
比較してみましょう。
こんなお店があります───
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A店
【売上】
・平日:25万円
・週末:45万円
【客数】
・平日:139名
・週末:250名
【客単価】
・平日・週末ともに:1,800円
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週末は平日よりも
売上が高いですが───
1日を通しての客単価は
同じ1,800円。
ということは───
売上=客数 × 客単価
ですので
客数が売上の差を
生んでいることになります。
そして平日と週末の
労働時間は───
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【労働時間】
・平日:71.4時間
・週末:100.0時間
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という結果でした。
ここから
平日と週末の人時売上高を
出してみると───
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【人時売上高】(売上 ÷ 労働時間)
・平日=25万円 ÷ 71.4時間=3,500円
・週末=45万円 ÷ 100.0時間=4,500円
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週末と平日とでは
1,000円も違う───
ということが分かりました。
■週末の営業の重要性…
つまり
平日よりも週末のほうが
生産性は高い───
ということですね。
やはり
生産性の高い週末は
お店の経営を
考える上で重要───
ということです。
もちろん
平日の営業も大切ですよ!
ただ、この比較から
週末と平日とでは───
取り組むべき方針が
違ってくる───
ということを
ぜひご理解いただきたいのです。
■週末は失客をゼロにする
まず売上が高い週末。
週末と平日とで
お店(メニュー)は同じですので
客単価は同水準。
となれば
売上=客数 × 客単価
ですので───
違いは客数となるわけですが
そこで
心がけてほしいのは
この客数のロスを
限りなくゼロにする───
ということです。
(※客数のロスを「失客」といいます)
たとえば
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ウェイティングで待ちきれずに
帰られてしまった───
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あるいは
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電話のお問い合わせで
「じゃあ、いいや」と
来店を逃してしまった───
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これらは
代表的な失客の例ですが
こういった事態を
できる限りゼロにすること。
これが週末の生産性を
高める柱です。
■平日は労働時間を抑える
一方、平日は
週末ほどの来店は
見込めないため───
生産性の指標となる
人時売上高を高めるには
働く人たちの時間で
余分な時間があれば
これを抑える───
たとえば
シフトに入ってから
「さて何をやってもらおう…」
ではなく、できる限り
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働く時間に対して
どの仕事をしてもらうか?
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これを事前に想定しておく───
それによって
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手すきの時間
待っている時間
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これらを
できる限り抑える───
これが平日の生産性を
高める柱となります。
■週末と平日の生産性向上の柱…
以上をまとめますと…
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【生産性向上の「柱」】
・週末(売上→大)
失客を限りなくゼロにする
→客数(売上)を下げないため
・平日(売上→小)
余分な労働時間を抑える
→労働時間を増やさないため
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上記が週末と平日との
人時売上高の上げ方であり
生産性の高め方でした。
ぜひ、参考にして
お店の生産性を高めましょう!
ということで…
最後までお読みいただいた
みなさまには心から感謝しつつ…
そしてさらなる成長と
人生の右肩上がりを願いつつ───
今週も
よろしくお願いしますっ!
元気に笑顔───
そして前向きに───
「団体競技」で頑張りましょう!
それでは───
いってらっしゃいっ!!
※何かあればお気軽にご相談ください
(感想などでもOKです)
コンサルタント
白岩 大樹より😉👍
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