【経営講座】生産性を上げる4つのステップ(売上編)
各店のみなさま
おはようございます!
週の後半戦となる木曜日の営業、
昨日も出勤されたみなさま
お疲れ様でした。
そして───
ありがとうございました!
体調は万全でしょうか?
本日は生産性の指標となる
人時売上高───
これの高め方(売上編)
ということで
今日からできる
4つのステップ───
についてお話してきます。
※「生産性」の指標である
人時売上高について
確認したい方はこちらをどうぞ。
■生産性を示す「人時売上高」とは…
これまでもお伝えしましたが───
生産性を示す「人時売上高」
という指標があります。
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【人時売上高とは…?】
労働時間1時間あたりの売上のこと
人時売上高=売上 ÷ 労働時間
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によって算出されます。
みなさまのお店の昨日の
人時売上高───
どうだったでしょうか?
この人時売上高ですが
これを上げるには
・売上を上げる
・労働時間を抑える
のいずれか?(あるいは両方)
が求められるわけですが…
本日は前者(売上を上げる)
4つのステップ───
これについて
私が実践している方法を
ご紹介していきます。
ぜひ参考にしてください。
■ステップ1「来店時の2秒で勝負」…
まず───
お客様が来店した時の
第一印象を圧倒的に高める───
これがその後の3つのステップの
大前提です。
これができていないと───
この先に進めません。
具体的には
お客様が来店した時の
2秒───
この間の対応を
強く意識してください。
よく第一印象は
5~7秒で決まる───
そういわれますが…
その半分以下の2秒───
この2秒以内に
「声」で対応します。
お客様の視界に入るとなると
2秒では間に合いません。
しかし
声なら間に合います───
来店したら2秒以内に
「いらっしゃいませっ!」
と明るく───
通る音で───
発声する(全員で)
その間に案内係の方は
入口へ移動して
お出迎えへと繋げる。
(この時、視界に入る)
これが最初かつ最大のステップです。
これができれば───
無理なく次のステップへと
進むことができます。
■ステップ2「オススメの決定率アップ」…
来店したら2秒で発声
その後に笑顔でご案内───
さらにはご案内しながら
「今日は寒いですねぇ」
「今日は乾燥していますねぇ」
といった天気や気温についての
一言を添える───
これらが完璧にできると
どうなるか?
オススメの決定率がアップします。
なぜか───
第一印象が圧倒的に良いからです。
第一印象によって
信頼を勝ち取れている───
それゆえにオススメした商品を
注文したくなる。
「この人が言うのだから…」
とお客様の心は和らいだ状態───
オススメの決定率が上がれば
売上(客数×客単価)を構成する
客単価を上げられます。
さらに
注文を受けて調理をする
キッチンさんにおいても───
注文がバラけない分、
オペレーションが乱れないため
提供時間が短縮されます。
「今日はこれがオススメされる」
と分かっていれば───
仕込みなどの準備も整うことでしょう。
提供時間が短縮できれば
自ずと過剰な滞在時間が
生じないため───
次のお客様のご案内が早くなり
その結果、売上を構成する
要素の一つの「客数」
(ピークタイムのお客様収容人数)
についてもアップします。
■ステップ3「中間バッシングはサービス」…
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来店時に圧倒的に感じが良い(第一印象)
↓
オススメされた商品を頼んじゃおう!
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となれば、次は───
食後の空いたお皿(お膳)をお下げする
サービスです。
「よろしければお下げしましょうか?」
と笑顔で伺うこと。
これも
来店時の好印象が良いと───
お客様にとって「サービス」に変わります。
そして下げつつ───
「お味は、いかがでしたか?」
と必ず聞くこと───
これはオススメした商品を
注文いただいたのであれば、
その「責任」を全うすること
でもあります。
さらに
「お茶かお冷をお持ちしましょうか?」
とお伺いすることで───
食後の口中を爽やかにするよう
お客様を導きます。
この中間バッシングというサービスが
上手にできると───
お客様の過剰な滞在時間がなくなり
次のお客様のご案内がスムーズになるため
つまりは売上を構成する「客数」───
これがアップします。
ここからは
上級者向けですが───
次にご案内するお客様がいらっしゃらない
ことが分かれば、
それを踏まえて
(お客様のテーブルの雰囲気を見た上で)
食後のドリンク・デザートのオススメ
をしても良いでしょう。
(※最初のオススメで満足いただければ、
追加のオススメの決定率も高いことはいうまでもありません)
これができれば「客単価」がアップします。
■ステップ4「アンケートで答え合わせ」…
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2秒で好印象
↓
オススメ決定率アップ
↓
中間バッシングサービス
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最後の4つ目は
お客様へのアンケートです。
中間バッシングをして
お茶やお冷を提供しつつ───
その際に
「よろしければ簡単なアンケートなのですが
ご協力いただけないでしょうか?」
と不安げな表情でお願いする。
これも第一印象から続いた対応が
ちゃんとお客様の心の真ん中に
届いているようなら───
かなり高い確率で
ご協力いただけるはずです。
このアンケートによって
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・その日の声を聞く
・連絡先を聞く
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上記の2つの情報が得られます。
前者によって───
お店の評価を知ることができ
時に改善点をご指摘いただけます。
(より穴のない店にするヒントが得られます)
後者によって───
次の再来店をお店主導で促す
アプローチができます。
(お礼状などを送ると効果的です)
つまり、
このアンケートによって
再来店による「客数」アップが
実現できるようになります。
さらに前者のお客様の声によって
お客様の値ごろ感が分かれば
今後の「客単価」アップの可能性を
模索する知見も得らます。
■お客様が滞在するビジネスである…
以上、4つのステップでしたが…
いかがでしたでしょうか?
業態などが違う場合は───
上記を参考に自店ようにアレンジして
みてください。
最後に、
この4つのステップですが───
「流れ」であるということを
覚えておいてください。
時系列で変化する
お客様の心理を突いたステップ───
ということです。
飲食店は
スーパーやコンビニと違って───
飲食店はお客様が座り
滞在するビジネスです。
なので
その特徴を踏まえて
今回のような戦略を時系列で
考えてもらいたい───
ということが
私が最もお伝えしたいことでした。
それでは
本日はここまでとしましょう!
最後までお読みいただいた
みなさまには心から感謝しつつ…
そしてさらなる成長と
人生の右肩上がりを願いつつ───
本日も
よろしくお願いしますっ!
元気に笑顔───
そして前向きに───
「団体競技」で頑張りましょう!
それでは───
いってらっしゃいっ!!
※何かあればお気軽にご相談ください
(感想などでもOKです)
コンサルタント
白岩 大樹より😉👍
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