【2度と行かない】元歯科助手の妻が歯科医院を受診した話(初診・問診編)
ニッチの会の池田です。
何名かの方から先週の記事の反響をいただき、「ドクターの何気ない一言の影響力」は、はやり大きいんだなぁ〜と感じました。
先週の記事はこちら
さて、今回のその続き。
初診・問診の話。
記事にさせてもらっている、クリニックやドクターを批判しているわけではありません。
この体験から「自分では気づかない、患者さんとの信頼関係の距離感」を気づくのきっかけにしてもらいたいのです。
ちなみに、タイトルでもあげた通り、私の妻は『元・歯科助手』
「歯医者の受診の流れ」みたいなものは心得ています。
そして、歯医者が大好きです。
「なんで、あなたが、歯科関係で仕事してるの?」
とよく言われますw
今回受診した直後に、1時間ほど延々と受診した時の様子をレクチャーしていただきました。
「あなたが関わってるクリニックにはこんなクリニックになってもらいたくない」
ということで、今回の記事にさせていただいております。
妻が感じた、患者さんとして、元歯科医療従事者として「これはどうなの?」という思いをそのまま伝えたいと思いますので、ぜひご覧になってください。
さて、
前置きが長くなりましたが、
今回は初診・問診編です。
うちには0歳の次男がおりまして、現在、授乳中。次男を抱えたまま、
治療に向かいました。
そして、今回、抜歯をしたため、痛み止めや抗生剤が処方されました。
薬局で薬を処方された妻は悩みました・・・。
「授乳中に抗生剤を飲んでもいいのだろうか・・・?」
すぐに確認すればよかったのですが、おしとやかな性格のため、その場では聞けず、自宅へ。
「そもそも、問診票に「授乳中かどうか」の質問がなかったし、診療の時にも何も聞かれなかったし、授乳のことわかってないんじゃないか・・・?」
「いや、子どもも預けているしわかってるはず・・・」
妻は悩んだあげく、歯科医院へ電話することに・・・。
妻 「授乳中に抗生剤飲んでもいいんでしょうか・・・?」
ドクター「100%飲んでくださいていうものではないです。」
・・・???
飲んでいいのか悪いのか、はっきりして欲しい!!
特に授乳中など神経質。
たしかに、個人の判断になるかもしれないけど、説明が曖昧だとどうしていいかわからないのが本音。
結局、
妻は薬を飲まない選択をしました。
子どものために・・・。
ちなみに、妻の話では、初診時にある問診表の確認などはなく、すぐにチェアに座り、『口腔内のチェック⇨抜歯⇨終了』という流れだったようで、こちらから話す時間がなかったようです。
いかがでしたでしょうか?
クリニックの治療スタイルはあるにしても、ぜひ、一言
「気になることはありませんか?」
「授乳中でも、飲んでも大丈夫ですからね」
と、一言欲しかったなーと。
そして、カウンセリングの大事さを改めて痛感しました。
「聞きたいけど聞けない、言いたくても言えない。ましてや、ドクターになんか・・・」
そう思っている患者さんは多いはず。
それに、私自身が受診していて思うのが、
「スタッフの人、説明、早口すぎ!」
患者さんは何十人と来る中の一人。そして、その説明を、何十回、何百回しているんでしょう。
「今日抜歯しているんで、うがいのときは、○×&#$・・・。それと・・・」
私はいつもこんな感じで説明が聞こえています・・・。
ぜひ、患者さんの声に耳を傾けたり、コミュニケーションが流作業のようになっていないか、チェックしていただき、患者さんの悩みや不安を消して、ファンになってもらうアクションを起こして欲しいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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