見出し画像

ランニングマシンの使いどこ。 byプロトライアスリートやまぴー&トレーナーしまだ

久しぶりにやまぴーから記事を寄稿してもらいました!

今回はジムに絶対ある!
いつ行っても人気で混んでる!
で、お馴染みランニングマシンについての効果的な利用法を、プロアスリートの目線から語ってもらいました。

後半は私のトレーナー目線からの内容を。

【やまぴー(アスリート)目線】

こんにちは!プロトライアスリートの山下陽裕です。

今回は私がトレッドミル(ランニングマシン)を用いてトレーニングをする際に意識している、3つのポイントをお送りします!!

まずは前提としてトレッドミルで走ることのメリットとデメリットをお伝えします。


■トレッドミルで走るメリット(アスリート的に)

・環境に左右されない(気温、湿度など)
・地形に左右されない(道の傾斜や、歩道の傾きなど)
・一定のスピードで走ることができる

■トレッドミルで走るデメリット(アスリート的に)

・床が勝手に動くので外で走るときとフォームが変わる


これらを踏まえて、私がどのようにトレッドミルでのラントレーニングを取り入れているかご覧ください!

〜アスリートがランニングマシンを選択するとき〜

○天候がランニングに向かないとき

例えば、真夏のお昼にしか時間が取れない時や、真冬の雨の時、季節関係なく土砂降りの時はトレッドミルを用いてトレーニングを行います。

勿論、これらの環境下でトレーニングを行うことも大切なのですが、毎回、熱中症のリスクや風邪をひくリスクを背負うわけにはいきません。

あまりにも天候がひどい場合は快適な室温・湿度の中でトレッドミルでのランをしてみることをおすすめします。

○フォームチェックをしたいとき

フォームが崩れてしまったときはトレッドミルを使って確認作業をすることがあります。

鏡や撮影環境がある前提ですが、ない方はメトロノームと走る位置でもある程度確認できます。
(メトロノームアプリとイヤホンが必要になりますが。)

うまく走れていないときは、走る位置が前後したり左右にぶれます。また、メトロノームが刻むリズムに合わせて走れなくなります。

一定のリズムを刻みながら、同じ場所で走れているか確認してみましょう!

○脚の回転を上げたいとき

こちらは少し上級者向けになります。

スピードを上げたいときって、ピッチ(リズム)を上げるか、ストライドを伸ばす必要があります。

両方とも簡単に改善することは難しいのですが、ピッチを上げる際の方法のひとつにトレッドミルを用いた方法があります。

普段走らないようなスピード設定にして20秒ほど走り、休憩するを繰り返します。

床が勝手に動いてくれるので、脚を速く動かす意識だけ持っておけば大丈夫です。

この際、いきなり目標スピードにするのではなく、徐々に目標スピードにもっていきましょう。
いきなり高速でやると転落のリスクが高まります。



いかがだったでしょうか。

私はこのような目的をもって、トレッドミルでラン練習を行っています。

皆様もぜひ取り入れてみてください!


【しまだ(トレーナー)目線】

ありがとう。やまぴー!!ここからはやまぴーが話してくれた内容について私(トレーナー)目線でお話します。

■トレッドミルで走るメリット(トレーナー的に)

・冷暖房完備の室内で行えるので熱中症などのリスクが少ない
・アスファルトと比べるとクッション性がある
・傾斜、スピードのコントロールができる
・心拍計がついている
・後方から(私が)動きの確認ができる
・捕まって歩ける
・トレーニングのついでにできる

■トレッドミルで走るデメリット(トレーナー的に)

・環境への耐性をつけることが出来ない
(気温、紫外線、風の抵抗、路面状況など)

・外と比べると同速度でも負荷が少ない

(床が動く、路面状況が一定、風の抵抗がない為)

・無理をすると転んで大怪我になりやすい

(限界を超えたスピードになってもストップするまでボタン操作などをする必要があり、タイムラグがあります。脚がもつれると、動く床に巻き込まれバランス意地が難しい)

  ※転倒防止のクリップなどを使うと多少は予防できます。


〜トレーナーが指導でランニングマシンを選択するとき〜

○下腿(ふくらはぎ、足首など)の傷害(肉離れ、捻挫)からのリハビリや膝下の怪我に対する心理的不安がある場合

アスファルトよりランニングマシンの方がクッション性がある為、膝より下の負荷を減らしたい場合に利用します。

○花粉の時期や真夏にランニングがしたい場合

やまぴーと同じく熱中症や呼吸困難のリスク回避の為に。

○心拍やスピードをコントロールしてトレーニングをしたい場合

やまぴーのようなアスリートやマラソンが趣味の人ならともかく、普通の人は心拍計なんか持っていません。
ランニングマシンには簡易な心拍計がついているので利用します。

スピードも確認できるのでフルマラソンを完走したいクライアントにはまず最初に時速10kmで1時間走り続ける事を目指してもらいます。

○高齢者など捕まって歩く方が安心な場合

リハビリ病院などにある歩行サポート用のバーの代わりに。

○身体の背面を使って走る練習をする場合

人が前に進むにはハムストリングや臀部などの背面の筋肉を中心に使う必要があります。
指導時は傾斜を3〜5%つけることによってその感覚を身に付け易くしてもらいます。

傾斜を上記のように設定することで負荷を外でのランニングに近づけたり、関節の負担を減らす役割も。

外と室内を上手く使い分けて快適なランニングを!

もちろんランナーには筋トレも必須です!!!!!!!!!

トレーニングをしたいランナーの方は↓↓の連絡先からご連絡ください。

【連絡先】
---------------------------------------------
■公式LINE↓↓ ☆登録者限定のお得情報アリ☆
https://line.me/R/ti/p/%40gqv8597s

■メール↓↓

dadaisuke1028@gmail.com
---------------------------------------------
【SNS】フォロー、お友達申請はお気軽に。
---------------------------------------------
■blog『強く動き続けるために…』↓↓
http://dshimada-training.blog.jp/

■Instagram↓↓
http://instagram.com/dskshmd1028/?ref=badge

■Facebook↓↓
https://www.facebook.com/daisuke.shimada.39
---------------------------------------------

いいなと思ったら応援しよう!

DAISUKE_SHIMADA
記事が気に入ったな、選手、トレーナーを支援したいなって思ったらサポートをお願いします。