儂の顔と瓜二つの星座を仰瞻する
『狐の惑星』が在ると仮定しよう。

虎に成った暁には狐火を纏い、
厳粛に降り立ちたいものだ。

狐に抓まれた者達に包まれる旨の孤愁を孤帆たる孤月に載せ、
こぎつね座へと見送る。

孤雲を数えた後にこっくりと船を漕ぐ孤介の儂に
張り子の虎が同意する。
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