私が音大生になるまで(中学生編前半)
こんばんは!打楽器専攻音大生のふくだしおりです。
今日は私が音大に入学することになった経緯についてお話させていただきたいと思います。
私が音大に入りたいと思うようになったのは、
中学2年生の夏。
吹奏楽部で打楽器を担当していた私は夏の吹奏楽コンクールを控え、夏休みのほとんどを練習に費やす日々でした。
そんな時に、当時の顧問の先生が打楽器のコーチとして部活に招いてくださったのが、
みんな大好き嶋崎雄斗先生
熱い指導をいただき、打楽器のことを何も知らなかった私にとっては目から鱗なことばかりでした。
そしてその日の最後に顧問の先生が
「コーチの先生方にプロの演奏を披露していただきましょう!」と無茶振りを笑
(顧問の先生と嶋崎先生はご友人関係です)
そこで嶋崎先生が演奏してくださったのが、
スネアのアドリブソロ。
普段は自分達がなんとなくで叩いていた楽器で、
どんな奏法があるのかもよく知りませんでした。
ソロで叩くってどんな感じなんだろう?リズムだけの楽器でアドリブってどんなことやるのかな?
と思いつつ先生に集まる部員たちの視線。
演奏が始まった瞬間。
鳥肌が立った。
知らなかった奏法、知らなかった音色
何より普段叩いている楽器なのに、
楽器が嬉しそうに見えた。
そんなとこも叩くの?!という奏法や、
スネアの可能性、奥深さを知った瞬間でした。
それ以来、嶋崎先生の演奏が頭の片隅にあり、
あんな風に演奏してみたい。と思いながら
練習するようになりました。
その年のコンクールは残念ながら銅賞でしたが、
私の打楽器に対する強い熱意が生まれたのは
確実にそのときでした。
コンクールも終わり、
ピアノ専攻出身の顧問の先生のピアノにも憧れて独学でピアノを弾くようになりました。
そんなときに顧問の先生が私に一言。
「そんで、あなたは何になりたいの?」
「将来はわからないけど、私、音大に行きたいです!」
〜中学生編前半 完〜
(いやすみません、、前回勉強内容も書くとか書いてたんですけどね、、、長すぎて、、、続きはまた来週です!!!)