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どう違う? 医学英語 "treatment" と "therapy" の使い分け📑

医学論文を読んだり書いたりしていると、
意味が似ていて、違いがよく分からない…」という用語に出会うことがありますよね。
今回はそんな英単語の中から、treatmenttherapy を取り上げて解説します。


ドクター(PhD & MD)のための科学英語ガイド Dr. Stormy 🌪️

treatment と therapyの違い:「治すこと」と「治し方」

“treatment(s)”治療を行う行為や過程に注目した表現。
一方、”therapy < therapies”具体的な治療法を指す時に使う表現です。
…と言われても、まだピンとこない方もいらっしゃるかと思います。

⬇️では、こう考えてみてください⬇️


🟠 treatment →「治すこと」
🔵 therapy →「治し方」


⬆️このようにとらえると、

🟠 treatment:治療の過程や行為
🔵 therapy:治療に使う手法

という使い分けもスムーズにできるかと思います。

例文で使い分けを実感!


Radiation 🔵therapy🔵 (radiotherapy) is used
in nearly 50% of cancer 🟠treatments🟠.
放射線🔵療法🔵は、がん🟠治療🟠の50%近くにおいて使われる。


同じ文の中に therapy と treatment の両方が出てきましたね!
先ほどまでと登場の順序が逆になっていて、よい復習になるかと思います💪

🔵 therapy:治し方
🟠 treatment:治すこと

ちょこっと語呂合わせ

最後に、使い分けを覚えるのにちょっとだけ役立つかも!?な語呂合わせをご紹介します😁
よろしければ覗いていってくださいね。(返金もできますので、お気軽に)
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