明らかにAIに書かせた文章を、さも自分が書いたようにnoteにしている人は一体何がしたいのか
明らかにAIに書かせた記事をそのまま貼っているnoterはいったい何を考えているんでしょうか。以前から数多く見かけるわけですが、全く価値がないと考えています。
もちろん最初からAIに作成させたと宣言しているnoteは別です。それは実験的な意味合いも含むと思っています。
AIの良いところは、ちゃんと物事を整理して、わかりやすく解説してくれるところなんですけど、あくまでも集合知識であり、新たな発想や知見があるとは思えないのです。
ネットのどこかに転がるような決まり切った発言しかできません。
ネットに慣れていない人たちにとっては、AIのアドバイスというのもある意味有用なのかもしれませんけど、ノートを見ている人たちというのは、ほとんどが僕の想像かもしれませんけど、普段からずっとネットメディアに触れていて、ある程度の情報はそれぞれ持っているわけです。
なので、AIが書く文章というのはやはり現在のところ、今後はわからないんですけど、新たな発想やあまり人が拾わないような発想には新たな発見が含まれていることがありますが、そういった発想をAIは思いつくことができません。
読後も何もこちらには残りませんし、知識として得られるものが少ないと思っています。
これは現在のAIの問題であって、今後刷新される要素は充分にあるかとは思います。
なので、現状AIの活用方法としては、文章の校正であるとか、読みやすく要約してもらうとか、プログラミングをAIにアドバイスしてもらうことはありますが、そのまま自分の文章としてしまうのはちょっと違うのかなあと思いますね。
僕もプログラミングとかでAIを使い、入力してみてアドバイスをもらったり、訂正してもらったりしています。
あと、もちろん文章の校正に使っています。
校正自体はAIごとに特徴があって、面白いんだけど、あっさりとした文章に校正してしまうAIが多いのです。
その対策として、僕は現在あるAIに自分の文章の癖を抽出、読み込みしてもらっていまして、そちらで6万文字程度で学習してもらい、僕になりきって文章を校正してもらうと言うのをやっています。一応プロンプトも作成してみたんですが、これを他のAIに移植してもいまいち上手くは行きません。
で、その入力したAIを使っているんですが、これをやるまでは、僕の文章の個性というのがAI校正では完全に消えてしまって、味気ない平坦な文章になってしまっていたんです。
これはAIの欠点でもあります。わかりやすい文章を作るのは確かにAIの得意とするところでしょうが、そのせいで個性が消えてしまうというのも問題なわけです。
ですが、現在僕がやっているように、やりようによっては文章の個性を学習して現在の自分の文章に似せた表現する方法があると思うのです。
なので現在はそのチューンしたAIに文章を入力し校正してもらって出力するという方法を使っております。
結論として、AIに書かせた文章をそのままnoteにするのは避けてほしい。
読者にとっては退屈であり時間の無駄でしかないわけですし、それを続けると、あなたの読者はきっと離れていくことになるでしょう。