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制服というのは日本独特の文化だが、立場を雄弁に物語るのだから、自己主張が苦手な日本人にとって利点は大きい

おはようございます。

すっかり寒くなりました。外来中にトレーナーを着ている「トレーナーおじさん」です。例のトレーナーおじさんをからかうYouTube動画が話題になってから、むしろトレーナーを積極的に着ていると言う人です。そのまま外来しても、案外評判は悪くなく、事務員はカーディガンを着ているけど、医師である僕はトレーナーを着ているという、よくわからない風景になっています。

そういえば、アメリカで妻と一緒に産婦人科を受診した時、白衣を着ているドクターを見かけなかった気がします。事務の方も当然制服など着ておらず、病院に行ってると自覚しないと病院かどうかよくわからない風景だったと思います。制服の文化は日本独特のものかもしれませんね。アメリカでも大手スーパーやマクドナルド、ファミリーレストラン以外では普段着が普通ですから、便利ですよね。

制服を着るというのは、日本の特有の特性なんでしょうかね。楽な反面、画一的なイメージもあると言うことですが、一番大事なのは、全員を簡単に区別できるという便利な一面が大きいです。口下手な日本人にとって、制服文化は便利ですよね。服自体が立場を物語ってくれるわけですから。

アメリカで制服と言えば、警察官と救急隊、後は空港職員くらいしか思い浮かばないですね。日本はどの分野にも制服が根付いているのは確かです。


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とある地方都市の某外科医
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