誰も教えてくれないコミュニケーションのこと
キシです。社会人スキルについて、なんでか誰も教えてくれないことを書いていきます。今回は、「コミュニケーション」です。
コミュニケーションを遮断して仕事をする人
コミュニケーションを遮断して仕事をしている人いますよね。
なぜあんな人が職場にいるかわかりますか。
上司もはれもの扱いにしちゃって、扱いづらい人。
答えは簡単、楽だからです。
人に仕事を押し付けて、自分は(最低限のことを)やってるって言いやすくするためのテクニックです。
しかし、裏を返すと、ちゃんとコミュニケーション(をしない)目的が明確な人だとも言えます。
彼らをどう使うか?
彼らのような生産性の低いダメな社員を使ってこそ、皆さんの評価も上がるというもの。
根は悪い人たちではないことも多いのです。
そういうアウトボクシングをする人ほど、懐に入っていけば心強い仲間になってくれることもあります。
特に年上の人とコミュニケーションを取るときは、若いうちはちょっと甘えるくらいがちょうどよいと思います。
コミュニケーションの本質
以前紹介した書籍「ダイアログスマート」では、夫婦の葛藤が描かれていました。
家族のために仕事に没頭する夫と、家庭をもっと見てほしい妻の話です。
一見、なんとも解決しづらいこの問題。
しかし一つのキーワードが、彼らの関係性を氷解させる可能性を示唆します。
それが「目的」です。
彼らの「目的」は何でしょうか?
より多くのお金を稼ぐこと?夫が家にいること?
いえいえ、「幸せな家庭を築くこと」でしょう。
夫が仕事に精を出すのも、幸せな家庭のため
妻が夫に憤るのも、幸せな家庭のため
同じ目的を持った行動なのに喧嘩しているのです。不思議ですね。
この共通点を見つけられたら随分と印象は変わりませんか。
コミュニケーションの本質はここです。
思いと思いをすり合わせることです。
会話は手段でしかありません。
職場でも、しっかりと「思い」を伝え、「目的」を明確に伝えることが相互理解を進め、結果的に成果につながる仕事ができます。
冒頭に出てきたような社員でも、同じ共通点を見つけることができれば、それがあなたの成果につながるでしょう。