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誰も教えてくれない「学びと成長」のこと

さて、誰も教えてくれない…と話し始めましたが、「学びと成長」については既に学問の世界の話なので、多くのことが語り尽くされていると思います。

ですので、今回は本編でお話した”新入社員研修で学んだのに、なぜか活用されない”件について少しお話したいと思います。


こんな事が多々あった…

もうOJTも終わり中堅社員となる3年目~5年目社員。自分はそういったメンバーの育成に関わることが多くありました。(OJTが終わっても育成は続く)

キシ「課題解決にはこういうフレームワークがあるよ」
後輩「あ、それ新入社員研修で学びました!」

すかさず「んじゃ、なんで使え(わ)ないの?」とツッコミを入れます。

こんなことが1度や2度ではなく、多々あったのです。


理由を探ると、活用方法よりも目的の理解に問題があった

後輩にヒアリングしたのですが、結局は新入社員研修って”やらされている”だけなのです。

学ぶ理由も目的もわからず、新入社員としてフワフワした状態で手法だけが詰め込まれる。そんな状態のようです。

もちろん、研修会社のプログラムによってはしっかりと伝えていることでしょう。しかし、伝わっていないのです。

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(イメージは自分が新社会人だったときの気持ちを表したものです)


OJTで伝えるべき、チャレンジ訓練の重要性

新入社員研修にはサラリーマン道と言えるような重要なエッセンスが散りばめられています。

しかし、そのタイミングでは学びきれないほどの知識、マインド、行動を詰め込まれています。

教えられるフレームワークはMBAなどで教えられるようなものもあります。人類の叡智(それは様々な課題発見によって生み出されたもの)を一度で理解できるわけがないのです。繰り返し身につける必要があります。


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新入社員のうちは特に”成功体験”することが重要です。

学んだことを振り返り、思い出しながら、チャレンジさせ、成功体験を獲得させるのです。

ぜひ、OJTで実務をすることになった新入社員の方は、新入社員研修のテキストを改めて取り出し、振り返りながら業務することをお勧めします。

また、OJTでトレーナーとしてアサインされた方も、同様に実践で試させることを意識しましょう。


チャレンジは仮説検証で進めよう

チャレンジの際には仮説検証思考を取り入れると進めやすくなります。

自身で仮説を立てておくと、その結果の良し悪しが明確に振り返れます。これは新入社員だけでなく、社会人を通して意識すると良いでしょう。

新たな気付きや法則性などを見出したとき、そこが学び成長のチャンスなのです。

是非、それを忘れてしまうのではなく、形に残しましょう。

社外のウェブセミナーなどでの発表も考えてみても良いかもしれません。

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