スキルコラム「潤滑油という名のコミュニケーション」
キシです。少しコミュニケーションについてコラムを書きます。
元記事も載せておきます。
就活生「潤滑油です」は正しいか?
一時期、就活で「会社を自動車で例えた時に、あなたはなんですか?」という質問が流行ったようで、それに「潤滑油」と答える若者が多かったのだそう。
はて、潤滑油というのは、何を伝えたいのだろうか?と考えます。
潤滑油という言葉は、仕事というのは右から左に流れていって、それをできるだけストレス無く流すことができるという印象を受けます。
つまり、上滑りする手配師にでもなるつもりか?と勘ぐってしまうのは、僕の性格が悪いのでしょうか…。
「コミュニケーションが上手い」=「上滑りが上手い」ではない
本編にも書いたとおり、コミュニケーションには目的が必要で、その目的を達成させることが、コミュニケーションスキルの価値です。
右から左に流すこと自体が価値ではありません。
例えば、潤滑油という意味が
エンジンの動力を、ギアを通して、タイヤの推進力に、劣化させることなく伝える事ができます。(つまり、経営者の動力を末端まで行き届かせる)
という意味だとすると、非常に価値のあるコミュニケーションになるに違いないでしょう。
経営者の動力を行き届かせるために、非常に大きな苦労を伴うことが容易に想像できます。
コミュニケーションを信じる気持ち
僕は”コミュニケーション”というチカラを強く信じています。
誰でも簡単にわかりあえるなんて思っていません。
だからこそ、あらゆる手段を講じて、思いを同じになることの価値を理解しているのです。
僕たち、ちょいメシの活動を始めるときもそうでした。
何十時間と森下(仮)と会話し、ペーパーも数十枚作り、議論しました。
しっかりと思いを確かめあえれば、潤滑油なんぞ必要ありません
「会社を自動車で例えた時に、あなたはなんですか?」と聞かれたら、「エンジンです」と胸を張って言ってくれる人と仕事をしたいものです。