誰も教えてくれない「セルフマネジメント」のこと
いつもどおり、「みんな何となくわかってるんだけど、なんでこんな状態なんだろうなぁ」っていう悶々としているような事を書きます。
本文でも説明したことも多いので、是非、興味を持たれたら読んでみてください。
過去にお話したことがあるかと思いますが、マネジメントの研修などでは以下のような表現をされることがあります。
進捗MTGは担当者の欺瞞を暴くことが目的
担当者からしたら、少し心外な気持ちになるかもしれませんが、管理職は進捗MTGでアナタのつく「嘘」を潰そうとしています。
だって、みんな嘘をつきますから。
たとえば…
・タスクを敢えて大きく切って、進捗をわかりづらくする
・調整先のせいにして、進捗が無い理由にする
・遅れているのに影響が無いとごまかす
・リカバリプランを考えているフリをする
こんなことは日常茶飯事で行われています。
心当たりがある方も多いでしょう。
しかし、もちろんこれは皆さんに嫌な話をしたいわけではありません。逆に言うと、上司はこういった観点で進捗に目を光らせているということです。
つまり、こういうことを意識して進捗報告をすると上司の信頼関係を得られるということです。
上司の信頼だけではありません。業務推進力も上がるので、当然成果も上がります。
それがちょいメシにつながります。
こういった上司が睨みをきかせるタイミングは、逆に期待に応えると、評価につながるということは覚えておきましょう。
なお、先ほどの欺瞞を潰すには、以下のような考え方をすると良いでしょう。
・タスクを敢えて大きく切って、進捗をわかりづらくする
毎週進捗がある状況までタスクを分解しましょう。業務が進みやすくなります。
・調整先のせいにして、進捗が無い理由にする
毎週調整先に確認し、最新情報を受け取っておきましょう。その行動が重要です。
・遅れているのに影響が無いとごまかす
・リカバリプランを考えているフリをする
遅延の原因、影響調査、リカバリ計画、防止策などを考えて報告しましょう。重要なのは「遅延=悪」と怯まないことです。業務は遅延するものです。適切にリカバリーを取れることのほうが重要です。