「医療脱毛バイト」完全マニュアル　　　～全国４０以上のクリニックをマネジメントするDr. LIONが作成したミニマムエッセンス版～

はじめに

Dr. LIONです。
医師のバイトにも様々ありますが、その中でも自由な時間が多いのが「医療脱毛」のバイトです。
保険診療に慣れてらっしゃる医師は、どんな仕事なのか分からない場合も多いです。
今回は、これだけ知っておけばすぐにでも医療脱毛のバイトに行けるような情報をまとめました。

私も何年も医療脱毛業界に関わっていますが、最初は適切な教科書が見つからず大変苦労しました。

様々な教科書やサイト、脱毛機械の説明書を読んだり、実際の現場のスタッフの肌感覚を尋ねたりと大変苦労して作成しましたので、読者の方の一助となれば幸いです。

結果的として、医師の対応が遅れて医療脱毛の副反応に悩む患者さんが減ることを祈っております。

申込み方

MRTやm3などの医師のスポットバイト仲介業者に登録し、「自由診療で問診のみの自由な時間が多いバイトを探しています。」と伝えると、求人がある場合に連絡が来ます。
MRTなどはHP上での応募も可能です。

接遇が大切

医療脱毛のバイトは、保険診療と異なりサービス業の色合いが濃いです。
そのために、接遇も重んじられます。
清潔感のある格好で、スタッフにも患者さんにも丁寧に対応しましょう。

仕事内容

メインの仕事内容は、①医療脱毛のリスク説明と②毛嚢炎や熱傷などの副作用発生時の対応です。

①医療脱毛のリスク説明

系列のクリニックによっても違いますが、だいたいどのクリニックもリスク説明用の資料やマニュアルが用意されています。
その資料を一通り読み上げて、患者さんに「ご質問や気になる事はございますか？」と聞き、質問が無ければ（９割以上無いです）終わりです。
質問内容も、契約や機械のことに関しては同席しているカウンセラーさんや受付のスタッフさんが答えてくれます。
その他の場合にも、基本的な質問は、このマニュアルに目を通せば答えられるようにしています。
また、回答に困る質問を回避する時の方法として、「念のためスタッフにも確認してから後ほど改めてお答えします。」、「医師では契約に関することなどは分かりませんが、医学的な内容で他にご質問はありませんか？」などを用意しておくと安心です。

②毛嚢炎や熱傷などの副作用発生時の対応