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経営者は自分の機嫌に責任を持とう
おはようございます。
自分ではあたりまえのことでも、他の人には当たり前ではないことって、ありますよね。私にもそういうことがありました。
それは、「経営者は自分の機嫌に責任を持つ」ということです。
自分の機嫌に責任を持つのは、経営者に限ったことではないですが、とくに経営者は仕事だと捉えて真剣に機嫌に取り組んだ方がいい、と私は考えています。
私はクリニック経営を15年しています。15年も経営すれば、良いことばかりではありません。辛くなってしまうことも、あります。私も以前は誰とも話をしたくなくなるくらい孤独で人を信じられないときがありました。周りの話を聞いてみると、経営者のお悩みは、人間関係が上位を占めているのですよね。
うつうつとしていると、自分から笑顔がなくなっていきます。笑顔で挨拶ができなくなります。そうなると、相手も笑顔が減っていきます。鏡の理論。全体的に暗い雰囲気になっていく気配を感じました。
私は患者さんを診察します。自分が患者さんの立場だったら、暗い先生より笑顔のある明るい先生の方に診てもらいたいです。
自分が従業員だったら、一緒に働く人は明るい人が良いです。私は共感性が高いので、暗い雰囲気が苦手なのですね。周りが暗いと、自分まで引き込まれて暗くて視野の狭い考えになってしまうのです。
風通しが良く、落ち着いた明るさがある雰囲気が、自分にとっては居心地が良いですし、そういう場所だと伸び伸びと自分の能力を発揮できることを実感しています。
もし私が機嫌が悪そうにしていたら、一緒に働く人は働きにくいですよね。聞きたいことがあっても聞けないかもしれません。機嫌が気になって、仕事に集中できないかもしれません。問題があっても忖度されて私の耳まで届かないかもしれません。心理的安全性が育つのは難しくなります。
ですから、私は自分の機嫌に責任を持っています。私の機嫌が良いことが、皆のためになることだと考えているからです。
ここで重要なのは、機嫌が悪いことを誰かのせいにしないことです。誰かの責任にしている限り、改善することはありません。機嫌改善に真剣に取り組むなら、自分が解決するしかないのです。
今朝は、自分の好きなことを100個書くワークをやってみました。100個書くのなかなか大変なのですが、好きなことを考えるので楽しいです!機嫌が良くなります。書いているうちに、「私はこんなことが好きだったんだ!」と思い出すことがあり、振り返りとしてもおすすめです。
忙しすぎると好きなことさえ忘れてしまうのですよね。人間ってすぐ視野が狭くなるんです。好きなことさえ忘れてしまうくらい視野が狭いのはもったいないです。
今日も機嫌よく笑顔で過ごしていきまーす!!!