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カタツムリくんの話

 山道を登っていくと、その道を横切るある生き物がいた。それがアイコンにもなっているカタツムリくんだ。

 カタツムリくんをその山道の途中でじっくり観察していたが、やはり移動速度が遅すぎる。数分で数センチ程度の移動速度だ。それでも、頭についた二本の触角を前に引き伸ばし、(まるでピ○チュウ)まるでその重い体を引いているかのように、数ミリ数ミリ着実に進んでいた。その日は若干湿っていた日だったからか、カタツムリくんはしきりに顔を動かしていた。

 私はまだ用事があったから、しばらく観察したあとその場を後にした。写真フォルダのカタツムリくんの画像を見るたび、彼の動きを思い出すことができる。彼のように一歩一歩着実に、前を向いて、(時には見回したりして)自分の境遇を言い訳にしないで、何事にも真摯に取り組むことを目標の一つとしよう。

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