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たくさん準備して、たくさん考えよう!

キャリアスクールSHElikesのとあるライティング課題について、今週2回記事を書いていますが、それも今日でおしまい!

今日は、入会して1ヶ月ちょっとの私が、課題に取り組む上で行った調査の進め方と、執筆時に気をつけたことを書いてみました。これから課題に取り組むSHEメイトさん(SHElikesの会員さん)の参考になれば嬉しいです。

ライティング課題を載せた記事↓↓↓

テーマ:「好きな本をおすすめしてください(漫画も可)」

ライティング入門コース DAY2

課題テーマについて考えたことを書いた記事↓↓↓

調査編

1. 「宿題の進め方」動画の通りに進める

DAY2の最後で、課題についての説明ページがあります。そのページにある「宿題の進め方」に関する動画を見てから、課題に取り組むことをおすすめします!

動画の内容通りに進めれば、いざ執筆しようとなったときに、文章に取り入れたい素材(本の内容や著者のことなどの情報)がなくて困る、という状況にはならないはず。私は動画の内容を何度も見返したかったので、ノートにメモをして、いつでも見返せるようにしておきました。

2. ライティング入門コース DAY3 まで受講する

詳しく書くことはできませんが、上記動画で書かれている「宿題の進め方」の2番目のステップを取り組むにあたり、ぜひライティング入門コースを最後まで進めてみてください!

DAY3には、2番目のステップに役に立つ情報が詰まっています。「DAY3はまだ先のこと~」と言わずに、動画受講だけは済ませておくと良いかも!

3. 本の内容を思い出す

当たり前ですが、本の内容を把握していないと、本をおすすめすることはできないです。パラパラ~でも良いので、実際に本を見返してみましょう!

読んだ日付が古くても、新しくても、ざっと読み返すと「この場面でこんな気持になったなぁ」とか「この文章が好きだったなぁ」とか、読んだときの気持ちが蘇ります。

4. 著者のこと・本のことを調べる

「私がおすすめしたい本は、どんな経緯で作られたんだろう?」と、著者や本そのものについて、ネットで調べることもおすすめです!

著者の想いが本の至るところに散りばめられているので、その想いに共感して「この本、好きだなぁ」と思ったはず。著者のTwitterや本に関するインタビュー記事を読んでみると「著者のこの想いに共感したんだなぁ」とか「この場面にはこんな想いが秘められていたのか!」と、新しい気付きを得ることができます。

TwitterやWEBインタビュー記事を読んだときのメモ

また、Amazonなどのショッピングサイトで本を探すことが多いと思いますが、出版社のサイトでその本を検索してみるのもおすすめです。出版社も「本をたくさん売りたい!」と思っているはずなので、その本のおすすめポイントであったり、本を制作する際の裏話がサイトに載っていたりする場合があります。要チェック!

著者と編集者の対談動画が出版社のサイトに載っていたので、その動画のメモ

ちなみに、この「著者のこと・本のことを調べる」を行うと、知らず知らずのうちに著者のファンになっちゃいます。「この人たちの想いを伝えたいー!」と書きたい気持ちが高ぶります(笑)

執筆編

1. 「宿題の進め方」動画を見返す

調査を進めるうちに、執筆時の注意点や取り組み方を忘れてしまうので、執筆に進む直前に動画(もしくは内容をメモしたもの)を再度見返しましょう!

2. 課題のワークブック(構成シート)をフル活用する

課題の指示にもなっているので、当たり前ではありますが、「構成シート」どおりに課題に取り組みましょう!本文を書く際の素材を整理できたり、全体を通してロジカルな構成かどうか判断しやすくなったり、良いこと尽くしです。

各ブロック(小見出し)で書きたいことは、できるだけ箇条書きで記しておくと、本文を執筆するときに書くことが少なくて困る、という状況にはならないと思います。また書きたいことをリストアップすることで、全体の流れに違和感がないかどうか把握しやすくなります。

3. 要点を最初に書く

本のおすすめしたいポイントは、冒頭にまとめて記載しておくのが良いと思います。これは、博士課程での研究や開発職に携わる中で、科学論文や学会要旨、実験報告書を書いた経験がある私の持論です。

スライドを使ったプレゼンでもそうですが、人に何かを伝えるときは「今から私はこのことを話します!」とまず宣言することが大切です。そうすると、聞く方は「ここに注力して聞けば良いんだな」と、聞く態勢を整えることができるからです。何を話すかわからない状態が続くと、聞く方も「早く本題を知りたいんだけど……」と辛くなってしまいます(皆さん経験があるのではないでしょうか)。

ライティングもプレゼンと同じで、読む人の読む態勢を整えることで、興味を持って最後まで本文を読んでもらえるのではないかと思います。

4. とりあえずロジカルを意識せずにダラダラ書いてみる

ロジカルに文章を書くのが苦手で、筆がまったく進まない人は、最初は論理性を考えずに、自分の思うままに書き進めてもよいと思います。

ロジカルに書くことに気を取られて本文の長さが短くなるよりも、調査で調べた素材をたくさん本文に散りばめながら書いた方が、後から構成を整えるときに楽です。ダラダラ書いたとしても、文章を見返したときに、不要な文章を削ったり文章の位置を変えたりすることができるので、ロジカルな構成に落とし込みやすいです。

5. 各ブロックでもPREP法 or SDS法を意識する

ロジカルに文章を書くのが苦手な方にもう一つおすすめしたいのが、本文全体の構成で意識するPREP法もしくはSDS法を、各ブロックでも実践することです。

1つのブロックを書き終えたときに「なんだか論点がズレているなぁ……」と感じる人は、書き進めるうちにだんだん、そのブロックのテーマから外れたことを書いてしまうんだと思います。私もやりがちです。

そこで、各ブロックでもPREP法やSDS法を意識して、要点と結論の間に具体例や詳細を挟んでみると、論点がズレることなく、スーッと読める文章が作れます

けれど、これをやり過ぎると淡々とした文章になってしまうので、バランスが難しい……(ロジカルな文章ばかり書いてきた私の悩みです)。そんな人は次の項目を実践してみると良いかもです。

6. SHEメイトさんの姿を思い浮かべる

私は学生時代から、研究など主観を排除した文章を書いてきたためか、主観を文章に取り入れるのが苦手です。

そこで今回実践したのが、SHEメイトさんの姿を思い浮かべることです。”SHEメイトさんを後押しできる本”として、税金マンガを選んだので(課題記事を参照のこと)、「SHEメイトさんはどんなことに困っているかな」とか「こんな情報があったらSHEメイトさんの役に立つかな」とか想像することで、自分の感情を自然と文章に落とし込むことができました。

それでもうまく書けたかどうかは怪しいですが、自分の気持ちを文章で表現するのが苦手な人は、試してみるといいかも!

最初から最後まで、頭をたくさん使った!

テーマについて考えたり、本のことを深く知るために調査したり、感情や論理性を考えながら本文を書いたり、とにかく頭をずーっと使った気がします。課題を提出した直後、やりきった感満載でしたもん(笑)。

この記事がちょっぴりでもSHEメイトさんの参考になれば嬉しいです。

さいごに、私が選んだおすすめ本に関する動画をぺたり。
ライティング課題を通じて、本と本に携わる方々のファンになりました。


Dr. りけ子(Tsugumi)


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