見出し画像

断る勇気も大事だよ 【ちょこっと回想録】

こんばんは、Dr.りけ子です。所用につき今日からしばらく実家で過ごすことに。何度か顔を合わせているはずなのに、娘が実家の猫ちゃんをやっと認識したようで、あぅ〜と一生懸命話しかけています。猫ちゃんはビビっている様子。滞在中にどこまで仲良くなれるのか……!?

今日の【ちょこっと回想録】は、8月29日のつぶやき、1品だけ掲載しました。少ないですがお許しを……!



①断る勇気も大事だよ

開発職で働いていた時のこと。製品の量産が近づくにつれ、開発部だけにとどまらず、品質管理を主に行う品質保証部や製品の組み立てを行う生産部など、様々な部署の人たちと関わって仕事をするようになります。

それぞれの部署の担当範囲は決まっているのですが、製品の細かい仕様や検証中に起きた問題については、検証をそれまで担ってきた開発部に頼ることが、私のいた会社では多かったです。

技術的な観点から開発部も込みで判断しないと難しいケースも多いので、頼りにされること自体は特に問題ではないと思っています。

ただ、明らかに開発部に関係なさそうだったり、手間がかかる検証を開発部に全て丸投げしようとしたり、「開発部に全部押し付けるのはどうなの??」という案件もチラホラ。

そういうときに、角を立てずに断るコミュニケーション力というのも大事だなぁと思いました。

私の場合、とりあえず一通り話を聞いた上で、自分と相手の担当領域を納得してもらえるように筋立って説明したり、手間がかからないだろう方法を伝えた上でそれでも困ったら私の上司を通して相談するように伝えたりしていました。

面倒なことになりそうだったら、上司にすぐに相談して対処を依頼。上の立場の人(権威のある人)からの言葉は、一定の効き目があります。「困ったら上司を巻き込むべし!」というのが、私が社会人生活で培ったサバイバル術の一つです(忙しい上司の仕事を増やすのは心苦しいところもありますが……!申し訳なさそうに、そして、感謝の気持ちを伝えるが吉です)。

仮に、相手の言うがままに全てを受け入れたら、自分の業務が進まないですし、それで開発部内の進捗が滞ることにもつながるかもしれません。また、一度受け入れてしまうと、「この人には頼めそうだ」と次から次へと関係ない仕事が舞い込んできてしまうことも。

そうならないためにも、自分たちの担当領域を明確にすることは必要だと感じます。また、1人で全てを抱え込まずに、困ったら周りに相談して「わたし、困ってます!」と意思表示することも案外大事です。


📣産業界での博士の活躍を応援するWEBマガジン”PhDCAST”、10月15日より公開しました!まだまだコンテンツ数は少ないですが、少しずつ増やしていくので、ぜひ遊びにいらしてください~🎓️


博士が輝ける社会となりますように!

Dr. りけ子

いいなと思ったら応援しよう!