2024.7.14 灼熱の千葉グラベルTRIP
グラベル×グルメの”CANDY RIDE”は再びの千葉へ。
（photo by ppcandy55）
8:30過ぎに上総一ノ宮駅に集合。片道1,000円台ってありがたい。
チャリを組み立てて9:30くらいに出発。
出発時点で32°Cというのはウェザーニュースのアーカイブより。
今回の工程はここから房総南部の勝浦・大多喜エリアを経由し、内房の五井をゴールとするコースでミニマム 70kmという。ってことは 100km超で房総半島の内陸部も経由するので1,000mUPにはなるだろうという予想が正しい。
猛暑日にその行程をどこまで行くのかというのがこの先の論点になるだろう。
輪行とチャリの組み立てで出発時にはシャツは既にびしょ濡れだった。
尚、その後の行程でそれが渇くことは一度もなかった。
猛暑日に外遊びとはなんとも酔狂だよねーと思いながら、歩き（ハイク）やランよりも、風を切るチャリの方がましなのかなぁと、早々に薄れゆく意識の中感じていた。
裏道・グラベルを行く。
草深い踏まれていないグラベル。こんな道を好んで通る人は稀だろう。
小1時間で牧場に到着。
ってことはソフトクリームでしょ。
Candy Ride はグルメライドでもある。
Candy Ride らしく、道は素晴らしい。
だけどマジ猛暑で景色やグラベルの感動に意識が向かない。
自分の滴る汗の量が尋常じゃないことに驚愕している。
こんなに晴天が恨めしいことは初めてだ。
昼食は、定食と勝浦たんたんめんの店「ふるさと」へ。
ここまで30km程度。
激しいアップダウンは無いが、どんどん暑くなる気温に疲弊し皆が無口になる。
ごはんは言うまでもなく美味い。
もっとも、このシチュエーションでは何食っても美味い。
この発汗量、間違いなく脚攣りする予感という確信があり、一人こっそり MAG-ONを飲んでいた。
ここから大多喜方面へは数百mのUP。
当初は上りグラベルを予定していたが、傾斜のなだらかなロードのエスケープをチョイス。
細かなアップダウンを繰り返し、千葉グラベル名物の手掘りトンネルへ。
ワイルドさが過去イチすぎる。
トンネル抜けてもなお、倒木の連続。
千葉の内陸部はアップダウンがねちっこい。
そして風が抜けず、湿気も高いので、ミストサウナの中を走っている感覚。
この遊び、酔狂だ。水を飲んでも飲んでも止めどない汗。
それにしてもみんな粘り強い。
いや、この暑さとアップダウンに誰か悲鳴をあげてくれないか。
と8割本気で思っていた。休憩を多く取りながら進む。
おたふく山周辺のグラベルの核心部へ向け登る。
ここまで推定50km。核心部に辿り着くプロセスが千葉グラベルの醍醐味としよう。
核心部のグラベルは素晴らしい。
細かいアップダウンが続くもグイグイと積極的に走りたくなる。残り少ない脚を使い果たしてしまおう。いいグラベルはテンション上げてくれる。
パンク修理休憩があって良かった。
Rivendell の Clem Smith Jrでのグラベルライドはその乗車姿勢も相まってとても優雅に見える。
これを借りて初めて乗るのに下りを爆速で行くのだから、運動神経は相当なもんだ。いや度胸も。
本日No.1の映えポイントにて。
ようやく降ってきた安堵感。
とはいえここからゴールまでは30kmくらい残っていると言う事実。
18時頃だったろうか、コンビニで休憩と作戦会議。
この時はまだ五井まで20kmほど進む前提だった。
上総牛久のホルモン屋は実質満席で入れず、付近の中華屋さんで補給。
ビール飲みたくなったので、ここをゴールとすることに。
輪行で、小湊鐵道→内房線直通横須賀線でビュン。
大人になって、翌日仕事なのに朝から晩まで遊び尽くせるのって良いよね！
遊んで遊んで遊びまくるぞ！（次は富士山周辺に行くぞ）
たくさんの疲労を引きずって、平日に回復させるのが、週末のために生きる僕らの理想のライフスタイルです。