B3さいたまブロンコスが採用したNFT「Fanique」とはなんだ
株式会社スカラが立ち上げたファンクラブサービス「Fanique」を、B3リーグの「さいたまブロンコス」が採用した。(スカラはさいたまブロンコスの親会社)
Faniqueで、チームからファンにメンバーシップNFTを発行(販売または配布)することが出来る。
ファンはNFTを使ってファンサービスを受けることが出来、その販売利益がチーム運営に使われる。
NFTを多く持つファンは、ユニフォームデザインやグッズデザイン決定などに参画することが出来る。
というのが主な発表内容。
さて、ここまで出てきたNFTとは?ということで簡単に説明します。
NFTは非代替制トークンのことで、改竄や偽造が出来ないデジタルデータです。
非代替制ということで、同じものは1つとして存在しません。例えば硬貨にはシリアルナンバーは刻印されていませんが、このトークンは1つ1つが個別管理されています。
サンプルページには選手のデジタルトレカのようなものもあり、それもNFTで管理するようです。デジタルだけど枚数が限られているトレカという感じ。
プレスリリースには「ファンは試合観戦やグッズ購入によりコインを獲得」とあるので、これはよくあるファンクラブポイントみたいなものと推察。
コインはもらうことも出来るし、買うことも出来る。売ることが出来るのかはこの情報ではわからない。
マーケットプレイスで売買できるのは前述のデジタルトレカなどに限られるのかもしれない。
あと気になるのは、仮想通貨のようにコインの価値が変動するかどうか。これは投資のような形になってしまうので、無いと思うのだが、、。
まだプレスリリースのみの情報なので細かい部分が分かりませんが、Bリーグにおいて今後このFanique(または同様のNFTサービス)がどう浸透していくか。他のスポーツにも波及していくのか。興味深く見守りたいと思う。