スマートウォッチを医療に活かす
近年、スマートウォッチの認知度が急速に高まってきていますね。
本当に便利になった世の中ですが、ぜひ医療にも活かしていきたいところ。
私は入院した心不全患者さん、外来通院中の患者さんにスマートウォッチの購入を結構推奨しています。
利点として
・不整脈を記録してくれる
・最大・最小・平均心拍数を記録してくれる
・血圧を測定・記録してくれる
もちろん、機器によって機能は異なるし、他のアプリと連動しないと意味がないものもありますけどね。
特に、不整脈を記録してくれる機能がありがたい。
結構、原因不明の動悸で受診される方、多いんです。
12誘導心電図とって、ホルター心電図(家に持ち帰って装着する心電図)やって、場合によっては埋め込み型心電図いれて・・・
通院回数も負担も、診断がつかないときのフラストレーションが患者さん・医療者ともに結構半端ないんですよね。
そこで、簡易的ではあるけど着脱容易、使い方が分からない方でも初期設定だけ頑張れば、あとは装着するだけ。たまに充電。しかも、受診の際に波形を担当医にみせることができる。
ほぼ完璧だと思うんですけど、買わない理由ありますかね?
ちなみに、私が入門として推奨しているのはFitbitシリーズ。
軽いし、装着していてもストレスがない。しかも、このシリーズはSuicaにも対応しているから汎用性も抜群。Suicaの機能がついていないものも多く、それでもモニターとしては十二分。
色々シリーズがありますが、7000円~20000円程度で十分な機能のものが購入できます。
高い!と思うかもしれませんが、何回も通院して検査費や受診費用を払うことを考えれば、安いのではないでしょうか。
かくいう私も愛用しています。運動時の心拍数上昇の程度を測ったり、SpO2の状況をみて筋トレの負荷をみるのが面白いんです。
ぜひ、購入を検討してみてください。
「この機能は役に立つの?」と思うことがあれば、ぜひコメントもお願いします!
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