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ポルチーニラザニア20min!
ポルチーニのせすぎ疑惑。
この春やりたいことというか、今年掲げたのはようするにもっと贅沢な生活をする。
贅沢とはもっとお金をかけるという意味ではなく、めんどうで避けていたことにチャレンジしてふつう(自分基準)よりも暮らしのクォリティをあげたいということ。
情熱的な赤いトマト。
それで生のたけのこを茹でることからはじめたり、昨日はトマトミートソースを手作りしてストックした。そして、きょうはそのトマトどっさり贅沢ミートソースを使ってたまらないおいしさのポルチーニ茸のラザニアを作る。
ポルチーニ(フンギ)茸はとても香りのいいきのこでトリュフとならぶグルメな珍味。このポルチーニラザニアは昔通ったお料理教室で大人気レシピでチーズの配分をモッツァレラとカッテージチーズを半分づついれる。
それで、きょう帰宅して私が作ったのは小麦粉と牛乳のホワイトソースとラザニアを茹でること。
スフレでならしたソース作りはなめらかな乾燥ポルチーニのもどし汁を少し加えて作った香り高い目分量ホワイトソース。
そして板になったラザニアを少し固めに茹でること。ミートソースとラザニア、ポルチーニ茸、ホワイトソースを重ねていく。チーズはカッテージチーズを使うのであっさりとしたしあがりになる。
お料理教室でその当時は板になったラザニアが珍しくて「使いたい分量だけこうやってばりんばりんと割って使えてとても便利!」と喜んでいた。確か、成城石井とかぐらいしかなかったかもしれない。
贅沢きのこポルチーニ
日本の松茸のようにイタリアやフランスでも贅沢きのこはある。
フレンチならトリュフでイタリアンならポルチーニかもしれない。乾燥ポルチーニをもどして作るポルチーニラザニア。自宅ならうんと贅沢にこれでもか!的にたっぷりラザニアにいれたい。
もうこれはポルチーニラザニアのポルチーニ盛りすぎ疑惑!
塩までポルチーニと岩塩のポルチーニ塩。
手作りトマトミートソースがストックしてあればカンタンにポルチーニラザニアが作れてしまう。あとはクレソンとラデッシュ、マッシュルームのサラダをそえて、ワイン。
キャセロールにミートソース→ポルチーニ→ラザニア→ホワイトソース→カッテージチーズとモッツァレラ→ラザニア→ミートソース→ポルチーニ→ラザニア→ホワイトソース→カッテージチーズとモッツァレラ→飾り用ポルチーニ。
先生いわく、チーズを半分カッテージチーズにすることであまりにもボリューミィなこってり感があっさりして日本人の味覚にあいやすくなる。
そして250°のオーブンで20min。
こんがり焼き色がつくまで。
部屋中にポルチーニの香りが、ポルチーニラザニアの幸せな香りがひろがる。
こんやも赤ワインすこしで寝落ちしそう。
きょうは週末で時短になってもハードな毎日。日々の中でひとつひとつ贅沢を完成させる。まずは楽しくなる贅沢dinner。
この春、さっそくやってみる。
贅沢きのこポルチーニの手作りラザニアをふだんの食卓に。
ラザニアを作っているときアンナさんのInstagramをふと、思い浮かべる。当時このポルチーニラザニアをお料理教室でたべたのはアンナさんのコレクションがブームだった。私の華やかな時代かもしれない。仕事にもしたし、とにかくぜんぶ自分のモノにしたかった。
『私たちはいずれミラノに還る』。
SNSは驚異で、まるでホントに夢のようなSFの世界。ひと昔前なら考えられない。アーティストのプライベートの顔がみれて、相手にもじつは興味をもってみられているかもしれない。
でも
私自身はいまも20年前もぜんぜんすこしも変わらないけど。
saloonfreak