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翻訳するフリーランス&3児の母の日常

自分がフリーランスになって、翻訳をやろうと立ち上がった時、
「翻訳、フリーランス、育児、両立…」といった検索ワードを並べて敵を知ろうとした。
流れがわかると、少しは安心してスタートが切れるはずだと思って。

この先、そういう方が立ち上がる時、わたしのルーティンが少しでも安心材料になったらうれしい。そんな気分で書いてみる。

【朝】
夫が先に起きて、乾燥機終了後の洗濯物を片付ける
息子が起きて、学校の準備を始める(時々宿題も朝やっている)
娘が起きて、わたしを「もう起きよう」と優しく起こしてくれる

ポイント:わたしは最初には起きない。これは家族には「ねぼすけ」と
認識されているが、わたしの策略である。わたしが台所や洗面所で家事をしていると、他に誰もその作業をしないが、わたしがいなければするのだ。
「やってくれ」と頼むのはもうこりごりで、自発的にやってほしい。だから、ベッドから出るのは一連のことが終わってから。

朝食はわたしか夫が準備し、最初に息子、次に夫と娘が出かけてゆく。
わたしはその合間にもう一人の娘を起こして9時までに保育所へ。

10時に在宅での仕事を始めるので、保育所から直接買い物や銀行へ出向き、生活の雑務を終えて帰宅する。玄関を掃除して家に入り、そのまま午前中は仕事に集中。仕事量はまだ大変少ないので、大抵午前中で一段落。
字幕翻訳をする時は、似たような映画をまず見ることもある。場面やキャラクターが似ていればいるほど、大変勉強になる。

【お昼】
12時から13時の間には家で残り物や、出かける気が起きれば友だちの経営するカフェで昼ごはんを済ませ、ひとまず16時までと決めて仕事の残りかスキルアップの勉強に充てる。

【夕方】
16時以降は午後の仕事依頼がなければ保育所へ迎えに行き、依頼があれば18時をデッドラインとして作業する。それ以降は「明日やります」と伝えてオフラインだ。

ポイント:作業する時間を決めて、それを守る。仕事には厳密な「終わり」がない。会社員の時も、フリーランスになってからも、それは同じ。
けれど、夕飯計画から子どもの寝かしつけが「第二のシフト」として自動的に組まれている以上、他人に納品する仕事の方は何とか決着をつけるしかない。何時にどうするか、を決めて、あとは自分との約束を必死で守るのだ。

【夜】
夕飯後はゲームをしたり、本を読んだりして休むためのモードへ。
22時半までには布団に入ることを心がけ、あとは野となれ山となれ。

ポイント:わたしが最初に風呂に入る。誰のことも待たない。言っても言っても、「いやー」「入りたくなーい」「もう少しあとで良いよ」などといって他の家族はなかなか入らないので、もう説得も駆け引きもしない。わたしが風呂に入ってしまえば、一人で入りたくない子どもたちは後から追いかけてくる。「入らない」と言う子どもを無理に風呂へいざなうこともしない。

こんな毎日が、365日続く。


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