オタクの選挙での立ち回り方は、「勝ち馬に乗ること」だと思う。あるいは政敵(文化左翼)を勝たせないこと。

オタクの絶対防衛線は「オタク作品を法規制をさせないこと」なので、与党の自民党の内部でのオタク議員の発言権を確保すること。
国会でのオタク規制の「議員立法」を阻止すること。

昔は「国会での法案を阻止するのは反対派の人数」だったけど、今は違う。
今は「ワンイシュー政党」が流行、トレンド。つまり「声のデカい議員が一人でもいれば法案や国会の流れは変えられる」
一番わかりやすい具体例は「NHK党」。
これは世界的な流行でもあって、なぜ今は「ワンイシュー政党」が増えたのか?それは「昔はマスコミと言えばテレビ新聞しか無かった」。「今はyoutube動画やニコニコ動画やX(旧Twitter)やインスタなどの「SNSで個人が大きな流行を作れる時代になった」ことだと思う。
だから昔の国会みたいに「反対派の議員の人数を集めてテレビ中継でノロノロ歩いて牛歩戦術を見せる」とか、しなくても、1人の議員が国会でデカい声で質問を発言して、それを撮影した動画をSNSで大量にばらまくをやるのが今流行の政治のワンイシュー政党の戦術だと思う。

また、選挙の時に、オタクの「天敵」というか政敵の「文化左翼」を選挙で勝たせないこと。文化左翼の票田は「公務員」なので、日本においては全労働者のうち公務員は7人に1人。 文化左翼の岩盤の支持層というのは、全国民のうちの10%位なのだと思う。
票読みにおいて、文化左翼に「無党派層を寄りつかないようにさせれば」岩盤支持層だけの少ない票数に追い込むことができるのではと思う。
それがハッキリしたのは前回の東京都都知事選挙。

最近、面白い動画を見ました。内容は、日本は2010年までは「国連中心主義」でした、2013年あたりから「国連中心主義」をやめました。
というもの。
たしかに、それは当たってると思う。

昔、オタク作品が自民党から表現規制されるとき、その根拠はすべて「国連」でした。
そしてその国連は「世界政府」「地球政府」みたいなものではなく、左翼右翼や資本主義や共産主義を問わず、力の強い国が主導権を握っていた。
だから、国連が「日本のオタク作品は女性差別である!」と言えば、日本は国連では弱い国なので、それにしたがっていろいろな圧力を受けてきた。
CEDAW(女性差別撤廃組織)なんかが一般人には一番有名だと思う。

しかし、安倍政権のときに「国連中心主義」をやめたので、国連の言うことを聞かずに済むようになり、「日本のオタク作品は差別主義だから法規制しろ!」と言っても、日本政府は「知りません。検討はする」となった。
これは大きいと思う。

2010年の日本のオタク作品が海外から批判された事件の時、欧米などの海外の若者の人達は「国連?あんな奴らの言うことを聞くのはやめなよw」とかなり馬鹿にしていて、日本のオタクの自分としてはかなり精神的ショックを受けた。「あれ?国連ってそんなに海外ではレベル低く見られてるの?今までの日本では神のごとくあがめられてたのに」と。

ある意味、安倍政権での「日本の国連中心主義をやめた」という決断はオタク作品の業界にとってはとても大きなターニングポイントになったと思う。

そして、日本が国連中心主義をやめたときから、日本の左翼の「文化左翼」への移行が激しくなり、オタク作品へのポリコレ攻撃なども激しくなったのは興味深い。

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