憧れのお仕事体験した気分になれました|本の背表紙にポケットを貼り付けた話|フリーライブラリーへの挑戦|準備編III
翌日に仕事始めを控えた日曜。なんとか子どもを寝かしつけ、ついにこの作業ができた。
貸出カードのポケットつけだ。
厳密には貸出カードじゃなくて、感想カードだけど。子どもに読み聞かせた絵本や趣味だったり旅行の本。どの本も思い出が詰まりすぎていて、捨てられないけど、置き場所もなくなっていた。そんな彼らを旅に出そうと決意してから1ヶ月。ついに一歩を踏み出せた。
カードやポケットは「まちライブラリー」さんから購入した。ポケットには両面テープが貼ってありとても親切!カードには本のもともと所有者や借りた人の感想を記入できる。
「子どものトイトレでお世話になりました」
「だるまさんの真似をする子供がとってもかわいかったです」
「本を読んで、旅行に行った気になれました」
一冊ずつ、時には読み返しながら感想カードに書き込んでいく。誰かがまた手に取ってくれることを祈って。