![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/166070100/rectangle_large_type_2_bc75b5be873f7e5498f45c80e15a9593.png?width=1200)
株式投資には向かなかった ③閑話休題~株式投資の「年率〇%で運用」に納得感が湧かない~
執筆日:2024年12月18日
複利の力がいかに絶大かという話は、私も何度か聞いてきましたし、理解しています。例えば、1000万円を年率5%で運用すると、次のように増えていくと説明されます。
10年後:約1.6倍(約1600万円)
20年後:約2.6倍(約2600万円)
50年後:約11.4倍(約1億1400万円)
こうした数字を見ると、確かに「すごいな」と感じます。夢が広がりますよね。でも、ここでふと思ったのです。「株式投資で、これをどうやって実現するの?」
株式投資の現実は“年率〇%”では語れなくない?
株式市場の動きは、毎日が(特に最近は)ジェットコースターのように変動します。今日の株価が大きく上がったと思えば、明日は暴落するかもしれない。そんな中で、どうやって「年率〇%」なんて確定的に計算できるのでしょうか?
もちろん、過去の実績データを基にした「平均年率」という指標は理解しています。でもそれは、あくまで過去を振り返った結果に過ぎません。たとえば10年間株を運用した後で、「この10年間の実績値として年率5%のリターンが得られました」と結論づけることはできます。しかし、それが次の10年間も同じ結果を保証するわけではありません。過去10年と将来の10年では、経済環境は違って当然です。予測が大きく外れることだってあるでしょう。
定期預金なら話は簡単
銀行の定期預金であれば、この「年率〇%」という概念はとても分かりやすいです。銀行が破綻でもしない限り、元本と利息は保証されます。預けた瞬間に、10年後の金額が確定しますよね。例えば、年率1%の定期預金に100万円を預ければ、10年後には確実に増えているわけです。もちろん、ここにもリスクはあります。例えば、インフレリスクです。物価が年率1%以上で上がり続けると、実際にはお金の「価値」が減っていきます。つまり、金額としては増えても、そのお金で買えるものが減るというリスクがあるのです。
結局、株式投資とは単純な売買の世界?
私は株式投資の素人ですが、私が疑問に思うのは、そもそも株式投資における「年率〇%で運用」という表現自体が、なんとなく現実味を欠いているように思えてしまうのです。株価はふらふら変動し続けます。買ったときより売ったときの値段が高ければ利益が出る。それだけの話なのではないでしょうか(シンプルだけど、これが難しい(>_<))。
この記事は、私が感じた素朴な疑問を書いたものです。投資の素人が疑問に思って書いたことなので、あまりムキになって否定してこないでくださいね。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。メッセージやスキ、フォローをいただけると、とても励みになります。