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【日記】お相伴にあずかり、ありがとうございました。

先日は久しぶりに、
京都に出向きました。
現地での研修に参加するのは、
コロナウイルス感染症が流行し、
移動が制限されて以来でした。

帰りには、デパ地下やお土産売り場も
ゆっくり見たかったのに、
薬用植物園からのタクシーのなかで、
もうぐったり、疲れてしまい、
せっかく来たのだし、
ICOCAのチャージ分くらいはと、
八ツ橋やちりめん山椒などを購入しました。

そのなか、思わず、手にしたのが、
高野屋貞広の「ちんまり」。
施設に入っていた、今は亡き義母に、
よく買ってきたものでした。

入れ歯を外していても、
歯茎でつぶせるような柔らかさ。
でも、誤嚥しないように、
見守っていました。

仏壇にお供えしていた「ちんまり」を
家族でいただきました。

お相伴にあずかり、
ありがとうございます。

今月に入った連休の中日、
親類と郡上八幡城まで歩いて登って、
もみじまつりの雰囲気を愉しんだ後、
夕食をご一緒しました。

郡上八幡城 11月3日快晴
紅葉にはまだ早いようでした
これからが見頃

義母は私には冷たく、厳しい人でした。

義母が元気な頃は、
このような食事会があっても、私は
たいていお留守番。

予約を仰せつかって、
事前に伺っていない方がお越しになり、
「○○(義母)さんに言いました。」とか。

会場まで、家で作ってきた料理を運んで、
並べて、ようやく席につこうとしたら、
義母の友人が座っていたとか。

・・・こういう場合、退席するのは私でした。

またある日には、食事が始まる頃に、
「お客様がお帰りの時、
お土産を渡したいから、買ってきて。」って、
言われちゃったりして。

車での送り迎えを頼まれて、
お酒はのめないというのは、
まだましな方でした。

ざらざらした過去のことは、
忘れていたはずなのに、
寒い夜やひどく疲れた時に、
夢で現れます。

なので、先日は、
お相伴にあずかり、
ありがとうございました。

和やかな宴で、とても美味しくて、
食べ過ぎを自覚した次の日から、
消化を助ける山楂子の刻みと
お通じをよくする決明子を
炒ったはぶ茶を合わせて、
飲んでいます。

郡上八幡城2024年11月3日

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