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【コラム】🥝キウイフルーツ🥝
毎月1日、15日に
名古屋・大阪 薬膳資格取得 一般社団法人 紡ぐしあわせ薬膳協会 (yakuzen.or.jp)ホームページで、
薬膳コラムが更新されます。
普段は薬局薬剤師として働き、
国際中医薬膳師、国際中医師、
紡ぐしあわせ薬膳協会の認定講師となり、
2017年2月よりコラムが掲載されています。
9月1日はキウイの日
9月1日は防災の日でした。
この日は関東大震災が発生した日であり、
暦の上では二百十日に当たります。
この二百十日から今月下旬にかけて、
台風の襲来が多くなります。
さて、皆様は
9月1日がキウイの日でもあるのをご存じですか。
9と1で
「キウ(9)イ(1)」と読む語呂合わせから、
キウイフルーツの輸入会社が制定しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1726117950-7RLgPTtlixDrqw2IpHA85yG3.jpg?width=1200)
夏の暑さで疲れがたまっている身体や、
弱った肌を癒すキウイを食べて、
健康になってもらいたいという願いが
込められています。
キウイフルーツの原産地は中国です。
ニュージーランドで品種改良が進み、
ニュージーランドの国鳥キウイに由来して、
この名が付けられました。
今では、日本国内でも生産が盛んです。
キウイフルーツ 本草綱目によると
中国の「本草綱目」には、
獼猴(びこう/猿)が好んで食べる
獼猴桃(びこうとう)という名で収載されています。
その実は酸っぱく甘く、
性は寒、度を超えた渇を止め、
熱感や胸苦しさを解す、
そして、蔓の汁は
食べたものをすぐ吐いてしまうような時に
生姜汁と合わせて服すとよい、
枝や葉には殺虫作用がある
という記述があります。
![](https://assets.st-note.com/img/1726314296-J27dn4tl6pq8X3gBjT5vIZbS.jpg?width=1200)
キウイフルーツ 薬膳では
現代では、
キウイフルーツ(食性:寒、食味:甘酸、帰経:脾胃)は
熱を取り除く、
渇きを癒す、
胃の働きを正常にして
食欲不振を解消する、
胃の気を降ろして
しゃっくりや吐き気などを改善する働きが
あるとされています。
キウイフルーツは
果肉にビタミンC、
黒い小さな種にビタミンEを豊富に含んでいます。
さらに、たんぱく質分解酵素アクチニジンを含有しており、
その利点を生かして食肉軟化剤に応用されています。
相反して、
アレルギー症状を起こす人がいるのが難点であります。
9月1日更新のコラムは「麦門冬」でした。