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5whyより5next("なぜなぜ"より"つぎつぎ")

5Why、日本語だとなぜなぜ分析などと言われる分析手法である。

何か課題や問題が発生すると

  1. 課題や問題の原因を検討する

  2. 出てきた原因について、なぜそのようになったかをさらに検討する

  3. この検討を5回、なぜなぜと繰り返していくと「真の原因」が明らかになる

というもので、5回Whyを繰り返すので5Whyと言われる。


この5Whyがなかなかの曲者である。

特に陰湿なイジメ体質がある昭和のオジサンがこの分析を嬉々として使いだすとどうなるか。


単純なミス(例えば文書の誤字など)でも、なぜ誤字が発生したのか、繰り返さないためにはどうすれば良いのかを分析することになり、間違えた担当者が「単純な記述ミス」です。今後は気を付けます。」と回答したところで、「分析が足りない、真の原因と対策を出せ」と言われかねません。単純なミスなのに面倒な事になります。しかも何を言っても「分析が足りない」と言われ、ではどうしたらと聞いても「自分で考えろ」と大したアイディアも無いくせに言ってきます。

もうイジメと同じ構図です、これでは担当者のモチベーションは下がるしメンタルもやられてしまいます。


それなら、WhyじゃなくてNext、何か間違いやミスがあったら次はどうやったら成功するかのアイディアを考える。誤字でミスしたなら、次は間違え無いようにどうするか?自信の無い漢字は調べて確認する、とか近くの先輩に確認してもらうとか前向きな対応策を考えることになり、モチベーションも上がるのではないでしょうか。

原因を追究するのではなく、次に成功するために何を実施するかを考える、ポジティブに考えることが大切だと思います。

次に成功するために(NEXT)何をするか、それをやった場合は確実に成功するか、さらに何か出来ることはないか(NEXT)とNEXTを重ねていく。成功するためのアイディアを出していくことが自信にもつながり、効率も上がっていくことにつながるのではないでしょうか。


デメリットとしては、人の足を引っ張る事が生きがいの昭和のオジサンは、新しいアイディアも考えつかないし居場所がなくなってしまうことくらいでしょうか。

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