僕の思い込みが外れた瞬間。
*Voicy『つっつーのつむぐ塾ラジオ』より
皆さん、こんにちは。コピーライター、作家、つむぐ塾塾長の「つっつー」こと、堤 藤成です。言葉とアイデアを紡ぐ『つむぐ塾ラジオ』から、コピーライター兼作家の堤藤成がお届けします。本日は、「思い込みが外れた瞬間」をテーマにお話ししていきますね。
僕はコピーライターとして長い間、仕事をしてきました。これまで『ほしいを引き出す 言葉の信号機の法則』、『制約をチャンスに変えるアイデアの紡ぎかた』、そして『ハッとする言葉の紡ぎ方』という3冊の書籍を出版しました。実はこれらの本を書く過程で僕が経験した「思い込みが外れる瞬間」について、今日はお話ししようと思います。
僕はもともと子どもの頃から本が好きで、小学校の卒業文集には「将来は作家と本屋さんになりたい」と書いたほどです。しかし、本を書くという行為に対しては、いつも一歩踏み出せずにいました。なぜなら、広告業界に入り、そこで名だたるレジェンドたちの中で、自分のような者が本を書くなどとは考えられなかったからです。
そんな中、身近な後輩が本を出版したことが、僕の「業界のトップにならなきゃ本はしては行けない」という思い込みを外すきっかけとなりました。
その後輩の成功は、私にとって大変な衝撃でした。僕より若く、近くにいた後輩が本を出せるのなら、僕が自分自身に許可を出さないでいる理由は何なのか、と強く考えさせられました。
そして私は気づきました。世の中にはさまざまな視点があり、必ずしも名高い人だけが本を書くわけではないのです。
それは例えば、全ての野球選手が大谷翔平選手のようになる必要はないのと同じです。中学校の時、少し上の先輩から学ぶこともありますし、全ての子供が一流のコーチから学ぶわけではないですよね。
これが僕の「自分自身に許可を出すことができた瞬間」のお話しでした。
例えばもしも、あなたが転職が怖いという思い込みを持っているなら、何度も転職している友人との交流から新たな視点を得ることができるかもしれません。
あなたも、もし自分の中にある思い込みに気づいたら、周りの人との交流を通じて、自分の視野を広げてみてください。異なる価値観や視点を受け入れることで、思い込みを外しやすくなります。
本日は「思い込みが外れた瞬間」をテーマにお話しました。
今回のエッセイを気に入ってくれた方は、元ネタである僕のVoicyの放送を聞いてみたり、『ハッとする言葉の紡ぎ方―コピーライターが教える31の理論―』や『制約をチャンスに変える アイデアの紡ぎかた』をお読みいただけたら嬉しく思います。
また毎日の1行の言葉を紡ぐ無料のDiscordコミュニティを運営しています。興味ある方は、私のVoicyの概要欄から、ぜひ参加してみてくださいね。
それでは、今日の「思い込みが外れた瞬間」について、あなたの経験もぜひコメントで教えてください。いただいたご意見はすべて読ませていただきます。
それでは、あなたの毎日が素敵に紡がれていきますように。
*このエッセイは、堤 藤成のVoicy放送の書き起こしをベースにしてお届けしました。
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【本日の問い】
Q:あなたの「思い込みが外れた瞬間は?」
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本日の問いに対するあなたの答えや、感想はコメント欄にて。フォローやSNSシェアも、とっても嬉しいです。