病むことで健康の有り難さを知る
私は神様から健康な身体を与えてもらった。
特に大病を患うこともなく、大怪我もしなかった。
56歳の今まで、奇跡の連続で健康に過ごせてきたのだと感謝している。
でもそれでも沢山の不具合はあった。
私は命に関わるくらいの試練は無くても、結構不快な痛みに苦しんできた。
幼い頃、便秘が原因で痙攣を起こして救急病院に行ったこともある。
だから私は幼稚園に通うずっと前から、便秘に悩まされお尻にダメージを与えていたことになる。
私は父に似た体質で、元々痔の傾向があったのである。
これは長年私を苦しめた。
特に出産後からは悪化して 地獄の痛みに耐え、かなり長い期間トイレが憂鬱だった。
私の周りの女性は出産しても、みんなそんなにお尻の悩みは抱えていない、私はその事でも非常に孤独を感じていた。
子どもの時から歯が弱く虫歯になり易く、学校の歯科健診では必ず虫歯が数本見つかる。
私は極度の恐がりだった為、歯科での治療が恐ろしくて、治療後の口をすすぐことがどうしてもできず(吐き出した水が血で真っ赤になったのを見るのがどうしても恐かった)、口いっぱいに溜まった唾液をそのままゴクンと飲み込んだほどだった(今思うと凄い事をしたと呆れる)。
高校生の時 水泳の授業で何故か水虫がうつってしまい、長らく塗り薬で治療していたけどなかなか治らなかった、その為私は一気に自己肯定感が急降下してしまった。
膀胱炎にも何度もなった、これもトイレに行くのが憂鬱でおまけに処方された薬が合わなくて、凄く辛かった。
このように命に関わるくらいではないけれど、人には言えない辛い病気に私は苦しめられてきたのである。
5月から、歯の痛みが酷くなり、それが憂鬱でたまらなかった。
そして5月末にアクシデントに見舞われ、転んだ拍子にその痛かった歯が吹っ飛び抜けてくれた。
私は歯の痛みから解放された。
すると今度は便秘に悩まされ、お尻の状態が悪化してしまった。
私は便秘を回避する為に、食生活に気を使い野菜を多く摂り、水分もできるだけこまめに摂取している、それでも便秘に不定期になってしまうのだ。
もういいよ💢もう勘弁してよ💢こんなに一生懸命頑張っているんだから、もうこの痛みから解放してよ💢と叫びたくなる。
どうすれば不快な痛みや、それに伴う恐怖から解放されるのだろうか?
いくら宇宙の法則を活用しても、この痛みは味わうことになる、それが不可解でもどかしい。
でも一つだけ実感していることがある。
生活していると色んな不満があって、思考が忙しく働いている、そんな時身体の不具合が起きる。
すると身体の痛みで他の悩みなんて吹っ飛び、悶々とその痛みに耐えるしかない状態になる。
そして数日後にその痛みから解放される。
その瞬間、力が抜けて軽やかになり、あ~健康っていいなあ!痛みがない今が凄く幸せだなあ!元気な私最高だ!と痛みに耐えた分倍増して喜びに浸れるのである。
健康であることは当たり前ではない、痛みや不快感がない状態は奇跡なんだ!と健康な今に深い感謝が湧き上がる。
身体の細胞が生き生きと、みんなで喜び合っているのを感じる。
これからは 自分を罰するように、痛めつけるのは終わりにしよう!と強く意図している。
でも私はちゃんと気づけた。
これまでの様々な痛みは無駄ではないことを。
病むことで健康の有り難さを知る、それを体験したかったのだと。
ここまで読んでくださって感謝します。
幸せをありがとうございます✴️
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