【エッセイ】ぬか漬け〜桂白瓜(かつらしろうり)〜[家庭料理]
毎年、この時期になると、桂白瓜のぬか漬けを愛する方から桂白瓜をいただきますが、今年もまた、いただきました。
ありがとうございます。
桂白瓜は、「かつらしろうり」と読みます。
京都市西部の桂周辺の在来の品種で、ぬか漬け・酒粕漬け・奈良漬け等の食べ方があるようです。
我が家では、ぬか漬けでいただきます。
酒粕漬けや奈良漬けも美味しそうですが、桂白瓜の淡い味や香りを楽しむなら、ぬか漬けが良いかなと思います。
桂白瓜をざくざくと、6〜7cm間隔の輪切りにして、ぬか床に漬けました。
昨年の記録を見ると、丸一日漬けたようですが、今年のぬか床の状態だと、だいぶ早まり、一晩で、しっとりと美味しそうな姿になりました。
4〜5mmの厚さのいちょう切りにして、ぬか漬けの盛り合わせに盛り付け。
さて、お味は。
とても美味しかったです!
ぬか床に漬けていた時の外側は食べ頃、内側は浅い浅い浅漬けでしたが、新鮮な桂白瓜の味と香りを存分に楽しめました。
甘くて、淡い旨味と微かなえぐ味、西瓜のようでもありメロンのようでもある味と香りがあって、つるんとした食感に、しゃくしゃくした歯応え、種も甘いです。
まだ、ぬか床に4片入っているので、時間の経過とともに変化していく味を楽しめそうです。
楽しみ。
桂白瓜のぬか漬け、とても美味しかったです。
ありがとう、ごちそうさまでした!
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