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世界メンタルヘルスデー2024〜こころの病は脳の誤作動〜

毎年10月10日は 世界メンタルヘルスデー(International Mental Health Day)です。こころの病について正しく知り、偏見やスティグマがない社会を作ることを目的としています。日本では30人に1人がメンタルヘルスの問題を抱えています。G7の中でも日本は自殺率が最も高く、この現実を直視する必要があります。

私は、オンラインカウンセリングを提供する会社運営や、がん経験者のためのキャンサージャーニーコーチをしており、日々メンタルヘルスに関わる仕事をしています。きっかけは自分が脳腫瘍になったことです。

病気をきっかけに脳のことを調べまくりました。脳腫瘍の治療の後遺症として「うつ病」が現れると多く書かれていました。医者からも心理的ストレスを引き起こす理由がないけれど治療による脳の障害の一つとして多くの脳腫瘍経験者はうつ病を発症すると説明されました。

私はそれを聞いて本当に驚きました。うつ病には必ず心理的ストレスを引き起こす理由があると思い込んでいたからです。

こころの問題は脳から引き起こされるんだ。

この時に私は脳とこころを初めて結びつけました。

考えてみると、私が脳腫瘍と診断される前には家族にメンタルクリニックに行くことを勧められたことを思い出しました。その時はちょうど海外に1人で住んでいて、Covid19でロックダウンになり異常な世の中だったのもあり、それが感情が不安定になった理由だと思っていました。

帰国してすぐに倒れて脳腫瘍が判明しました。他の脳腫瘍の方々に聞いてみると、「私はこんなに弱いメンタルじゃなかったのに」と自分を責めてしまった人や、私のようにメンタルクリニックに行くように勧められた人もいました。これらの実体験が脳とこころの関係を証明しているなと思います。

その後、他にも調べてみると、多くの精神病は脳から引き起こされていることも明らかになってきました。最近NHKのドラマで放映された「Shrink(シュリンク)―精神科医ヨワイ―」でも脳の誤作動がこころの病の原因になっていることが強調されていました。

この原作では、“メンタルがつらくなったとき、あなたならどうしますか?”
誰かに悩みを聞いてほしい…でも…、話せない。心の悩みを解決できないまま苦しい思いをしている人に向けて、カウンセリングをもっと気軽に受けてほしいとまっすぐに伝えています。

昔から日本人にとって精神科は
「特別なところ」ですからね。
「自分とは関係ない」
「そんなところに行くのは恥ずかしい」
「たるんでるから精神が病む」…。
そういう気持ちが足を遠ざけさせて悩んで苦しんでも我慢する。

シュリンク 1巻 P27/集英社

ここに書いてある通り、こころのケアを受けることは特別なことじゃない。自分を大切にする日々のメンテナンスです。

ちなみにこの記事にたくさんの名言がまとめられています!とても丁寧にまとめてくださっていてるのでぜひチェックしてみてください👇

さらに、「心に効く美容」についてのインタビューで著書MEGUMIさんもオンラインカウンセリングを活用し、自身のメンテナンスを推奨しています。
「その道のプロの方々から教わったことを取り入れるのは、当たり前の選択」と彼女も語っています💬

心が弱いから・・・
意志が弱いからやめられない・・・

それは間違いです!自分を責める必要は決してありません。
脳の病気なんだってわりきれば、楽になります。
私もそうだからです。

カウンセラーは合う合わないがあるのは当たり前のことです。世の中のあらゆるモノやサービスを購入した時に満足いかなかったら「あー失敗したな、次は違うのを選ぼう」と思いますよね。そんな軽い感覚で良いのです。

そもそもカウンセリングってなに?まだカウンセリング受ける勇気が出ない、と言う方もいると思います。そのため、こころの病のプロ・臨床心理士をお迎えして無料ウェビナーを開催することを決定しました。現在一番多いこころの問題はストレスだそうです。そのため、今回はストレスに焦点を当てて、専門家から見た心理を解明していただきます。ストレスに悩んでいる方、カウンセリングに興味がある方、メンタルヘルスに関心がある方などにおすすめです。チェックしてみてください👇

ウェビナー詳細
開催日時:2024年10月20日(日)16:00〜17:00
参加方法:Zoom
費用:無料
お申し込みは下記リンクから


体の健康や美容への投資に、こころも混ぜてあげませんか?

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