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個展 -Matane-

お久しぶりです。
今年もまた懲りずに個展を開催しました。
福岡は久留米市にあるBoatというカフェで8/30〜9/1の3日間の展示でした。
何を隠そう久留米は私の地元、生まれ育った地。
酸いも甘いもここで経験してきたつもりです。
そんな私が断言します。このBoatというカフェ、久留米で1番いい場所でした。これを見た久留米人は絶対に行きなさい。お前たち、豚骨ラーメンばかり食べている場合ではないぞ。
冗談はさておいて、本当にいい個展になりました。店主のたくみさんには本当に良くしてもらいました。お互い音楽好きだったのもあり話が弾みました。飲み物も本当美味しくて金木犀ラテに首っ丈の3日間でした。

ここで今回の個展のタイトル「Matane」について話したい。まず、私ごとですが10/21をもって京都に移り住みした。地元福岡を離れるのは初めて。引っ越して1ヶ月経った今、寂しさが押し寄せてきている。最低でも3年は京都にいる予定なんだけど、福岡にはまた必ず帰ってきて個展をしたいからタイトルを「さよなら(Sayonara)」ではなく「またね(Matane)」にしました。願いも込めてね。

<作品解説>

今回の作品解説は一部の作品だけにしようと思う。作品によっては、宛てた相手の過去や現在の状況を踏まえて説明する必要があるからだ。
そうでない作品でも過去作とテーマが被ってたりするものなどは今回除きます。まあ見てってよ。


title:Daydream

この作品たちに意味はありません。一発目から何を言ってるんだと思うかもしれないが、本当に意味はない。ただ、浮かんだ景色を描いただけ。だからDaydream(空想)。
というのもね、作品に深みを持たせるために意味を無理やりつけたり、バレバレな後付けをするくらいなら潔く「意味はない!」と言った方がいいと思うんです。色んな展示を見てると結構無理やりテーマやバックストーリーをつけてるのでは?と思うことがある。意図はなく、単純に思い浮かんで描きたいから描いたって言ってしまっていいと思う。絵に限らず創作はそうゆうものがあってもいい。何も怖くないよ。取り繕う必要はない。

title:About you

この作品は実家(カフェ)の常連さんの娘さんに子どもが産まれたので、お祝いとして描いた作品。めでたいね。向かって左が奥さん、右が旦那さん、中央下がペットのチワワ、中央のつぼみが今回産まれた第一子。最初はベタに家族写真的な感じで3人並んでるような絵にしようと思ったけど、今後第二子が誕生する可能性もあるのでこんな構図に。ペットのチワワは絶対に入れて欲しいというリクエストがあったので描きました。
タイトル、テーマのAbout youはthe 1975の曲名からとりました。大好きな曲。About you、つまり、「あなたのこと」を思っていて、愛していて、見守っていて、祝福するような作品にしました。

title:心配り

この作品は友人に宛てたもの。周りの人に勇気を与えられる人だから、それらをハートに例えて配っているような構図にしました。本当はもっとたくさん解説できる作品だけど、友人の個人情報を踏まえてしまうのでここまで。
この作品で初めて翼を描いたんだけど、かなり気に入っているので今後も沢山描いていくつもり。

<終わり>

ここまで見てくれてどうもありがとう。解説できた作品はかなり少ないけど許しておくれ。個展開催から3ヶ月くらい経過して今更書いたこのnote、京都に引っ越した今、地元での思い出を掘り起こすいい機会になった。美しい思い出たち。京都という他で、もっと人間としても作品としても味が出せたらと思ってる。次に福岡で個展する時にはもっと想いを届けられるように力をつけます。それじゃあ、またね。

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