マスターナンバー33なら、「メンタルモデル」の本質に気づこう。どのタイプかは、簡単にはわからない。
前回、マスターナンバー33×「ザ・メンタルモデル」で道を見出すについて綴った。こちら
メンタルモデルでは、人の「痛み」は、下記の4つに集約される。とされている。これは、誰もがもっている「痛み」だ。
仮にあなたが、日常で下記の()だと思い知らされる出来事を体験したとしたら、きっと傷ついてしまうことだろう。
価値なし(自分には価値がない)
愛なし(自分は愛されない)
ひとりぼっち(自分はひとりぼっちだ)
欠陥欠損(自分は、人より劣っている)
由佐さんは、この4つは、すべてある。と繰り返し言っている。
でも、メンタルモデルを知った人は、「自分はどのタイプ?」とすぐに考えてしまう。
自分がどのタイプなのかは、この4つをすべて「体験」し、自分の身体で「感じ」なければわからないというのが答えだ。
youtube上の人気コンテンツ「今日斬り」(社長 今日も斬らせていただきます)リンクは、こちら を見ると、核心である「痛み」にスパッと入っていく由佐さんのセッションをみることができる。
ただ、注意してほしいのは、由佐さん自身も、「〇〇タイプですね」と断定することはとても少ない。むしろ「〇〇タイプなのかもしれません。わからないですが」とコメントをしている。
これは、4つの痛みの中で、もっとも克服できないもの(=願いが強いもの)が、タイプと言えるものであり、本人が経験の中で見出すものだからこそ、断言を避けているのだ。
誰だって、人の期待に応えたいと思う。じゃあ、「価値なし」(価値が出せないことが怖い)というのは安易だ。
「愛なし」も「ひとりぼっち」も「欠陥欠損」もしかりだ。
短絡的にタイプを見極めようとする人に限って、実は「痛み」に向き合うことを避けている節がある。
私自身は、「欠陥欠損かな」と、メンタルモデルを読んだ時に思った。
数秘のマスターナンバー33では、「普通のことができない」とあるし、「私は、他の人とは違う」というのは、良い意味だけでなく、悪い意味でも働くからだ。
とかく、自分を出せずに苦しんでいる人は、「人より劣っている」と思いがちだ。(悲劇のヒーロー・ヒロインとして、頭の中でストーリーをつくるのは、痛みからの回避行動でもある)
でも、メンタルモデルなどをつかった「自己内省」をすすめていくと、理解の深さと、感覚が研ぎ澄まされていき「痛み」の感じ方が変わってきた。
第三者のセッションを受けることも大事だ。自分だけでは、無意識に切り込んでいけないからだ。
私の場合は、「愛なし」が最後に残った。なぜ、理解してくれない(こんなに頑張っているのに、相手のことを考えてやったのに、喜んでほしかったのに)という「痛み」が、とっても痛かったから・・・
「愛なし」は、幼少期のちょっとした誤解から生まれるようだ。
思った形で相手(たいていの場合、親)から言葉や行動が返ってこないと、「私は愛されていない」と思ってしまうデリケートな人。
愛は、マスターナンバー33にも共通する「ワード」。
「愛なし」も「マスターナンバー33」も、<自己愛>がとにかく大事だ。相手に委ねるより、自分で自分を愛すること。
それが、自分につながること。パワーを出していくこと。につながる。
小さなことでもOK。好きなことをやったり、温泉でもつかって心地よさを感じたり、自分を満たしてあげよう。
どんなに失敗しようと、自分にOKを出し続けよう。
いつのまにか、減ってしまった「コップ」に、水がいっぱいになって、溢れたとき。マスターナンバーの覚醒は始まる。