【歴史は国家観を生む　みなもと】

【序文】

最近になって多くの研究家や学者が、あらゆるところで日本史についての解説や新説を展開していますよね。どれが正しいと感じるかは、見たり聞いたりした人の感性に委ねられてしまいます。が、その判断ができるのは人生経験積んだ大人だけだと思います。知識と経験を獲得する手段は、誰しも子供の頃から学ぶ、学校での勉学が基礎になりますよね。中でも学校で習う歴史教育とは、大人たちが下した価値観と、科学的根拠のある学説です。もしも、その出発点において明らかなミスをしていたら、教えられた子供はそのミスに気づけないまま成長する可能性がある、ですよね。実際私もそうでした。当然私だけでなく、真実を知らずに（正確には、疑問を抱かずに妄信して）生かされているのが多くの現代日本人だと思ってます。

タイムマシンでも発明されないかぎり、大昔の日本建国や地球誕生などの事実を知ることは、誰であれ不可能です。残された文献や遺跡から推測された仮説の積み重ねと実証によって成り立っているのであり、あくまで推測の域を超えないということです。さらに、解釈の仕方や、歴史書の書き換えでいくらでもそれらは覆せるという事です。

「日本人は日本が好きか」と聞かれると、「好き」と答えるでしょう。では、「日本に愛国心を持っているか」というと、おそらく疑問符が付きます。それは自国の歴史を知らなさすぎで、真実を覆い隠された歴史しか学ばなかった点が大きいからだと私は考えます。

【見直すべき歴史は】

じゃあ、具体的に、何が間違っていて、隠された真実てのは何なの？

・【日本人のルーツ】　縄文人とは

・【明治維新】　近代化の代償

・【大東亜戦争】　自虐史観の罠

主に取り上げるとしたら、上記の３点かなと今のところ思ってます。詳しい内容はYouTubeなどでも、調べればいくらでも簡単に見れます。とくに近現代史は、経過した年月がそう古くはないので、真実に近づきやすいと思います。凝り固まった思考を、どうかほぐしてほしい。右左と対立するのではなく、できればいいとこ取りして、共存共栄を目指してほしい。それができるのは、古代縄文人の血を受け継ぐ日本人だと信じています。

結論から言いましょう。現代日本は、敗戦により米国の植民地から完全に独立できていません。日本人の弱体化は、白人至上主義・優性学思想によって計画的に進められてきています。

そのヒント（というか、発端）になったのが、有名なトルーマン大統領の３S政策です。３S政策とは、「スポーツ・スクリーン・セックス」で黄色のサル（日本人）を腑抜けにし、化学薬品などで生かさず殺さず家畜として（米国のために）搾取し続ける体制を作る、しかも日本人の手で、政治経済をそうさせるように仕組まれた計画だったのです。

類似した計画は、実は明治維新でも、行われてました。内乱によって支配下に置く方法です。英国は、アヘン戦争で教訓を得ています。自ら起こすより現地の人を利用したほうが、メリットの大きいことを知ったのです。一例を挙げますと、一介の浪人である坂本龍馬が高価な武器を簡単に用意できるわけがありません。英ロスチャイルド傘下（フリーメイソン）のジャーディン・マセソン商会の長崎支店トーマスグラバーを通じて調達されたのです。倒幕が一気に進んだのも、裏があると理解できましたか？のちに近代化が進んだのも、日本の資産・金融を支配独占したい勢力がいたってことです。これを陰謀論だと拒絶しているようでは、勝者の歴史に騙されたままという事です。

私はこれらを知ったとき、衝撃を受けました。無知だった自分を悔やみ、打開する方法が無いものかと考えるようになりました。日本に救世主みたいな人間（ヒーロー）が現れる、それこそファンタジーだし現実味が乏しい。ならば、時間はかかるが、日本人の思考を改善するしかない。私は思考を重ねた結果、スタート地点に戻る必要があるという結論に至りました。すなわち、無知と無関心が現在の虚像虚栄（例：５６７+枠珍）を生んでいるという現実に、”気づけよ”と言いたいのです。その方法が、真実を追求する事であり、教育やメディアによる洗脳及び情報操作から解放されて、本来の精神と思考力を取り戻すことだと確信しています。

今現在が不条理でおかしいのは、過去からの流れであり、そのおかしい現在が危険な未来を招く。過去は変えれないが未来は変えられる。未来を変えれるのは今現在を生きる人にしかできない。この意志を、多くの人に共有してもらいたいと、心から願います。

【教育による洗脳】

戦後、日本の教育は神道や神話を否定することから始まりました。一部の教師は涙をこらえつつ子供たちに、教科書に墨で黒塗りさせていました。それは、ＧHQや共産主義による洗脳工作の一環（War Guilt Information Programやプレスコード）なんですが、その辺を知りたい方はググればいつでもすぐにわかるはずです。

世界各国の歴史の授業では、神話をベースにした建国の話から習います。しかし日本はどうでしょう？古事記や日本書紀の中身は、教えられません。いい悪いの問題ではなく、日本人でありながら建国の話ができないのは日本くらいでしょう。例えば、他国の人に「日本はどうやって誰が作ったの？」と聞かれても答えれない、とか恥ずかしく思わないですか？「神」とかファンタジーすぎて信じられるかよ、っていう人が、なんで神社にお参りするの？キリスト教徒でもないのに浮かれてクリスマスを祝うの？別に宗教を信じろというつもりはないですが、こうした矛盾は当たり前のようにあちこちで転がっているのです。

世界４大文明というのもウソ。（８大文明と他国では教えられているそうです）世界最古と言われる文明は、東は縄文（日本）文明であり、西はシュメール文明です。日本民族は海洋民族として東南アジアあたりまでを広く航海していたこともわかりつつあります。日本人の祖先については、日ユ道祖論も完全否定が出来なくなってるくらいに共通点があることも論じられています。縄文時代は、北方からのアイヌや南方からのポリネシアの船乗り、大陸からの狩猟民族　などの移民と先住民である日本民族との融合、調和の時代だと考えられています。顔の作りが似ているから、日本人はモンゴロイドだと教えられてきた通説は、混血によって形成されたとも考えられないでしょうか。

また、朝鮮半島より先に稲作農耕も鉄の鋳造もやっていたし、争いのない平和な時代だったと言われてます。教科書の内容との乖離があることを受けいられるかどうか、それが出発点となりますね。

世界各国は争いの歴史であり、勝利した人が王になったり国をまとめていますよね。日本はどうなんでしょう？少なくとも縄文時代までは、奪い合いや殺し合いが起きなかったから、「歴史として残すほどのことにならないほど平和」であり、人々が当たり前のように、助け合い支えあい生きていたのではないでしょうか。

今でも日本人なら、「思いやり」「お互い様」という言葉は、誰もが理解し使ってますよね。そこには、相手を尊重し感謝する精神があります。古代縄文人の生き方から、延々と受け継がれた高い精神性だと思ってます。

歴史書は、時の権力者が自らの正当性を作り上げるために、書き換えることもしばしばあるわけで、すべてが事実だと思い込んでいてはいけないのです。

【日本文明】

ここで、皆さんに知ってほしいことを１つ、紹介します。

岩宿遺跡は、昭和２１（１９４６）年に相澤忠洋（あいざわただひろ）氏により発見されました。世界では旧石器時代（約3万8千年前から1万6千年前の約2万2千年間をいう。人々はまだ土器を持たず、主に打ち欠きによって作られた石器（打製石器）や動物の骨や角を用いて作られた骨角器（こっかくき）を使い、狩猟や採集活動を行っていた）と言われるその時代に、日本で磨製石器が発見されたのです。

https://www.pref.gunma.jp/contents/100181578.pdf

↑UＲＬは中学生によるすばらしいレポートです。

これは、３万年以上も前に日本の土地に人間が住んでいたことを意味します。しかも、世界より２万年も先の技術を持っていたことになります。これをいま初めて知った方は、どう思いましたか？

縄文時代は記録として現代に残るものはありませんが、DNAの研究で次々と新発見が明らかになっています。稲のDNAをさかのぼれば、弥生時代に伝来したというのも眉唾物ですし、そもそも日本人のルーツですら、大陸からの移民、渡来人だというのも真実味が薄れてきています。

さらにさらに、、

ヒトはサルから進化したというダーウィンの進化論でさえ、私は疑わしいと思ってます。チンパンジーとヒトのＤNAの一致が９８％というのは、切り取った断片にすぎません。それでいうなら、ネコは９０％（ゲノムリサーチ誌）、ネズミは８５％（アメリカ国立ヒトゲノム研究所＝National Human Genome Research Institute）、ウシは８０％（サイエンス誌）、ハエが６１％（NASA)、ニワトリが６０％（NHGRI）、一致しているそうです。驚くことに、バナナが６０％（NHGRI）という研究結果があります。一体ヒトとどう結びつくのか謎すぎませんか。

科学の進歩は、多くの謎を解明してくれますが、人類の歴史というものは、単なる事象、出来事の羅列ではありません。人が、つまり先祖が生きた”証”でもあり、”知恵”でもあり、受け継いだ”思い”という財産が詰まっているのです。今を生きる我々大人が、子供たちに何を残せるのでしょうか？そんな思いに至ってくれたら幸いです。

かなり、長文になりそうなので、マスメディアや大東亜戦争のお話はまたの機会にしようかと思います。騙されない姿勢を常に持って、”自虐史観”の鎖をぜひ断ち切ってもらいたいと願います。

私は専門家でも研究家でもありません。単なるいち日本国民として、読んでくれた人に伝えたいだけです。持論を展開していますが、論争を引き起こしたいわけではありません。証拠を出せと、他人に頼るのを少し控えて、自分で調べてみてください。自身で考えることを追求し導いた結論から、人生を社会を良い方向に変えていく、きっかけになれればと思います。

でわまたお愛しましょう～