能登半島地震から6ヶ月が経過して思うこと|備えあれば憂いなし
こんにちは!
DREAMERS COFFEEのKoheiです。
2024年も後半ですね…。前半を振り返って記事でも書こうかな?っと思ったんですが、
2024年は元日から「能登半島地震」があり、なんとなく改めて地震のことを考えた方がいい気がしたので、今回は珈琲とは関係ないけど「地震」について書こうと思います。
日本にいれば「地震」からは絶対に避けられないので、ぜひ皆さんも本記事を読みながら地震について考えてみてください。
ちなみに近い未来に発生確率が高い巨大地震は「東南海トラフ地震」や「首都直下地震」とメディアではよく言われますが、
実はこのデータには裏話があるんですよね…本文ではそんな内容についても触れるので、気になる方は最後まで読んでみてくださいね。
能登半島地震を振り返る
まずは2024年1月1日に発生した能登半島地震を振り返ってみます。
地震の規模を表すマグニチュードは阪神淡路大震災や熊本地震の7.3よりも大きく、震度7は石川県で観測された地震の中で過去最大でした。
実際に大きな揺れによって多くの建物が倒れ、輪島市と珠洲市の中心部では少なくとも3割近くが全壊したそうです。
また津波も観測され、地震発生から1分以内に珠洲市、2分以内に七尾市に到達しました。
津波の高さは80cmでしたが、津波痕が高さ4m以上の場所にあることから、かなり高いところまで波が押し寄せたことが分かっています。
死者数は2016年の熊本地震の273名を超え、2011年の東日本大震災以降で最も多くの方が命を落とした震災となりました。
能登半島の現在(2024年7月時点)
では能登半島地震から6ヶ月が経過した現在の能登半島の状況をみていきましょう。
半年が経過した現在でも、まだ避難所生活の方が2,000人以上いたり、いまだに断水状態が続く地域もあったりするそうです。
また壊れた建物の解体が進まず、震災直後と変わらぬ景色の場所も多く見られます。ちなみに解体率はわずか4%だそうです…
また震災の直接被害だけでなく、避難所生活の負担によって亡くなった人もおり、今後も死者数は増える可能性があります。
能登半島の現在の状況を調べると、まだまだ復興には時間がかかりそうでした。
地震が発生すると、いろんなものを失うのは一瞬なのに、それを再び取り戻すにはすごく時間がかかるんですね…。
能登半島地震からの学びと対策
能登半島地震を振り返ってみて、学んだことと今後のためにできそうな対策を自分なりに考えてみました。
1.巨大地震はいつどこで発生してもおかしくない
能登半島地震も含め、直近で発生している震度5以上の地震の全てが政府の発表する地震動予測地図の発生確率が低い場所で起こっています。
まずこの認識を持っておかなければいけません。
政府が作るという理由で地震動予測地図を信じ、自分の住んでいる地域は赤くないから大丈夫と思い、震災に備えていないことが最大の危険です。
実際に熊本地震で大きな被害が出た原因は、ほとんどの人が震災が来ないと思っていたからです。国のデータをもとに県が「安全です!」って企業を誘致していたくらいですよ…
今回の能登半島地震でも古い建物の多くが倒壊したので、たぶん熊本地震と同様に、巨大地震なんて来ないと思って、あまり対策されていなかったのだと思います。
あと地震動予測地図の作成には、とんでもない闇・カラクリがあるので暴露しておきますね、、、笑
こんなくだらないことのせいで、国民は騙されているんですよ。本当に馬鹿げた話ですよね。
この記事を読んでいる方は地震動予測地図を信じず、日本にいる限りどこでも巨大地震が発生する可能性があると思っておきましょう。
もっと地震動予測地図の裏事情について詳しく知りたい方はこちらの本を自分で読んでみてください。
2.直接被害だけでなく二次災害や避難所生活にも注意
地震について考える際は、揺れや津波、土砂崩れなどの直接的な被害ばかり注目しがちですが、実は二次災害で命を落とす方も多いので注意です。
特に火災は要注意で、実際に今回の能登半島地震でも1ヶ所からの火災によって200棟以上が焼け、死亡者も出ました。
家具類の転倒防止や感震ブレーカーの設置、火災消化器の設置などが効果的だそうです。
ただし隣の家や部屋から火事が発生する場合もあるので、住宅地やマンションに住んでいる方は日頃から避難経路も確認しておくことが大切でしょう。
また最近では屋根に太陽光パネルを設置している家も多く、太陽光パネルが火災の原因となる可能性もゼロではないので気をつけてくださいね。
今回の能登半島地震で太陽光パネルからの火災事例はありませんが、破損した太陽光パネルに近づくと感電リスクがあり放置されたままなので、今後火災が突然発生する可能性はあります。
また避難場所生活では、断水によってトイレや手洗い場の衛生状態が悪化し、インフルエンザやコロナウイルスなどの感染症が蔓延したところもあったようです。
その他にも避難所生活ではプライバシー問題や隣人とのトラブル、性被害など、さまざまな問題が発生しており、震災後の人災によって精神を病んだり亡くなったりもします。
親戚や知り合いを頼って一時的に被災地から脱出する方法も1つで、普段から人脈を広げておくこと、人とのつながりを大切にしておくのも大切なことかもしれませんね。
3.最低3日間分の水と食料を備蓄しておく
基本的に地震発生から食料などの物資が被災地に届くまでには3日ほどかかるので、最低でも1人3日分の水と食料は備蓄しておくのが大切です。
ただし震災の被害や道路状況などによっては供給が遅れたり、十分に供給がされない場合もあるので、1週間分ほど用意しておくのをおすすめします。
実際に今回の能登半島地震では、道路の破損や通信状況の悪さ、人手不足などの要因で供給が遅れ、多くの避難所で物資不足が発生したそうです。
政府や民間企業からの物資供給だけに頼らず、日頃から自分自身で備蓄しておくことも大切だと思います。
ちなみにぼくは玄関に防災バック(1人1袋)を用意しています。この中には水や食料だけでなく、緊急時に必要なものも入っているので、最悪これ1つ背負って逃げればなんとかなります。
この防災リュックは2016年の熊本地震をきっかけに作られたもので、1つ持っておけば最低限のものは揃いますよ!
ちなみに能登半島地震直後は2ヶ月待ちになっていたので、また大きな地震が発生して在庫切れにならないうちに購入しておくのがおすすめです。
さらにぼくは長期間断水が発生しても大丈夫なように、川の水を飲み水にできる携帯浄水器も念のため購入しておきました。1つで5,000L分の水を浄水できるみたいです。
いつ巨大地震が起きても困らないように、いまのうちから準備しておきましょうね。
まとめ
まず地震大国日本で暮らしていくなら、いつどこにいても巨大地震は発生する可能性があると思っておくことが大切です。
地震動予測地図は完全にお金が癒着したデタらめなので気をつけてくださいね。
2010年以降の死者が10名以上出た巨大地震は
・2011年 東日本大震災
・2016年 熊本地震
・2018年 北海道胆振東部地震
・2024年 能登半島地震
と北海道から九州まで、場所に関係なく発生しています。
今後おそらく発生するだろう「東南海トラフ地震」や「首都直下地震」は日本の首都圏に起こるため被害は相当大きなものになると予想できます。
起きてからでは遅いので、起きる前に正しく恐れて備えることが大切です。
賢い方は過去から学び未来に生かすはずです。
この記事をきっかけに少しでも地震について考える方が増え、震災が発生した際に事前に学んだ知識、備えた水や食料で少しでも救われる方がいることを祈っています。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
DREAMERS COFFEE
Kohei
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