(人生を変える読書感想文)野村ノート/野村克也【小学館】
自分の人生を変えている読書感想文。私なりの視点での感想なので、それは・・ということもあるかもしれませんが、他者を知るという心でお願いします。ネタばれ・要約・まとめはありません。感じ方は100人いれば100通りだと思うからです。
本を手にした背景やきっかけ
テクニックの限界を感じ始めいていた中で「組織はリーダーの力量以上には伸びない」という故野村監督の動画を見たのです。
力量以上伸びないってなんでなんだ!?という問いに対して知りたいと思って手にしたのがきっかけです。
自分を磨くということを意識し、人間力とは何か?を考えた時期でもあります。
本のあらすじ
私の勝手な感想
P28の人生の4つの言葉の連想の中の人を生かすという言葉が重かったこと。何よりもなぜ、リーダーの力量以上に伸びないのかという所に対して自分なりの一つの答えが出ました。人生の土台を積み木で考えるならば土台には「あり方・生き方・考え方」があるからではないかと・・。土台が不安定だったり、弱いとその上に乗せれる積み木には限界が来ます。だけれど、土台がしっかりした者であれば、どんなものでも乗せることができます。
人間も動物であると昔思っていました。けれど、人間は自分で考えることができる生き物であるとするならば、何を考えていくとより良い生き方ができるのか?という事と共に金を残すは三流、名を残すは二流、人を残すは一流という言葉の意味が見えた気がしました。リーダーが何を見ているかで全く結果がちがうからこそ、組織はリーダーの力量なのではないかと。
今後に活かすこと
野村監督のID野球ではないですが、やはり分析をしっかりすること。決断と判断の違いの重さを活かすこと。
分析をするとはやはり一人一人の人をどうみるか?という分析ですね。野球のようにどの場所に球が飛んでくるとかはできないので、この人を最大限に活かすには何をしてもらったらいいのか?そして今の組織には何が足りないのか?それを判断していく基準をしっかり持ち、それを作る事です。
自分が関わるチームの強みは何となくわかっても、弱みはどこ?なんでそれが弱いのか?その弱さを理解するとともに、その人材の未来を込めての勝負に出てもらう時にどこで勝負を出てもらうのか?ことを考えます!
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