#4美容 自己投資して良かったこと②
美容で自己投資して良かったことの2つ目は、
「歯列矯正」
です。
上の歯はそうでもなかったのですが(左上に八重歯があったくらい)、下の歯は歯の大きさに対して顎が小さかったので段々歯並びが悪くなり気になるようになりました。
下の歯は普段話してる時そこまで見えないけど歯並びが悪いとどうしても食べ物が挟まりやすく虫歯の原因になるのでどうにかしたいなと思っていました。
矯正は時間もお金もかかるしやるかどうか悩みましたが20代のうちに終わらせたいと思い矯正を決意。
私が歯列矯正を始めてからワイヤーが完全に外れるまでにトータル3年以上かかりました。
当時選べたのは「スタンダードタイプ(歯の表面に装着するのでワイヤーが丸見え)」「歯の裏にワイヤーを装置するタイプ」「マウスピースタイプ」のいずれかでした。
見えないタイプの歯の裏かマウスピースが良かったけどどちらもスタンダードに比べると割高でマウスピースの場合は時間も更にかかると言われたので泣く泣くスタンダードタイプにしました。
銀のワイヤーがなるべく目立たないように白のワイヤーを付けて2.3ヶ月に一回くらいのペースで歯医者に通っていました。
付けたばかりの当初は矯正なのでじんわりとした痛みがあり、もの凄く違和感がありました。
軽く口を開ける程度ならわかりませんが、笑うとワイヤーが見えるのが凄く嫌でコンプレックスを抱くようになりました。
笑うと気持ち悪いと言われた事もあり、いつの間にか笑えなくなりました。
日にちが経つにつれて白いワイヤーも剥げてきて銀色が目立つようになり、白いブラケットも黄ばんできたりして交換する直前の状態はなかなか酷かったと思います。
最初1ヶ月くらいのペースで写真を撮って歯並びがちゃんと良くなっているのか比較して過ごしていました。
上の歯よりも下の歯の方が歯並びが悪かったので下の歯が段々揃うように変化していったのが目に見えてわかった時は嬉しかったです。
「笑うとワイヤーが見える」というコンプレックスとは別にコンプレックスが生じたのが、
「ほうれい線が目立つようになった」こと。
絶対的に矯正を始めたからという確信的事実はわかりませんが、矯正を始めてから口周りが引っ張られるのかシワが目立つようになりました。(表面にワイヤーを付けていたので少し口元が出っ張るような感じになる)
20代でほうれい線が目立つって早過ぎないかとショックでした。
とにかく保湿を怠らずマッサージとかしながら出来る限りのケアはしました。(少しはマシになったと思います)
そして2年が過ぎた頃、ようやくワイヤーが取れるようになり、気持ちが高揚しました。
歯全体を綺麗に磨いてもらい、表面もツルツルになり、笑うと歯が綺麗に並んでいてこれまで耐えた甲斐があったなと感激しました。
ただ装着していたものを外した瞬間歯全体が緩んだので時間が経つとまた元に戻ってしまいそうな不安定さは感じました。
その後は歯が戻らないようにマウスピースを寝る時に付けるように言われ、「まだ続くのか」と残念な気持ちになったのを今でも覚えています。
面倒くさかったけどせっかく2年以上も耐えてきたのに元に戻るのは絶対に嫌だとマウスピースは欠かさず付けて過ごすようにしました。
2年くらい経ってから徐々にマウスピースもしなくなり、今は特に何もしていません。
今のところ歯並びは大丈夫そうです。
が、
数年経ってから少し問題が起きたのが、
「親知らずを抜歯しなくてはいけなくなったこと」
それは、ある日ホワイトニングをしようと歯医者に行った時、歯医者さんに「ホワイトニングする前に親知らず抜いた方がいいね」と言われました。
私が歯列矯正の時にお世話になっていた歯医者さんとは別の歯医者だったんですが、このまま放っておくと虫歯になるし(というか既になっていた)歯茎がたまに炎症していたのでそれも良くなかったみたいです。
矯正を始める前に一度親知らずの話をしたのですが、当時は抜いても抜かなくてもどっちでもいいと言われたので、抜かなくてもいいならそのままにしておこうと思い、抜きませんでした。
それが数年経ってから抜かなくてはいけなくなるなんて思いもしてなかったです。
4歯のうち一本は歯茎の下に埋まっているから抜かなくていいという話になり、急遽このタイミングで3本の親知らずを抜くことになりました。
親知らずを抜いたことのある家族や知人に話を聞くと、「抜いた後暫く腫れた」とか「かなり痛かった」とかネガティブな感想しか聞いていなかったので自分の歯はどうなのだろうかと不安でした。
結果は、3本とも抜いた後一度も腫れませんでした。
上2本の親知らずは特に痛みもなかったのですが、下の親知らずは抜く時も時間がかかったし、1ヶ月くらい痛みが続きました。
下の親知らずを見せてもらったんですがかなり立派な歯で大きかったです。1週間分くらいの痛み止めをもらったのに全然足りなくて大変でした。
あと、抜歯中は麻酔を打ってもらってるので痛みは全くなかったんですけど、ペンチみたいな物で左右動かされたり引っ張られてる感じがあったので「早く終わってほしい」と恐怖でしかなかったです。
同時に3本抜くことは出来なかったので1ヶ月に一本単位で抜いてもらったんですが、その3ヶ月は長く感じました。
親知らずを無事3本抜歯した後は歯並びが気になりましたが特に歯並びが悪くなったとかはなく、綺麗な状態です。歯が減った事でフェイスライン辺りが前よりスッキリした感じがします。
歯列矯正が完全に終わるまで3年以上、金額はトータル70万近くかかったと思いますが、歯は一生ものなので矯正して良かったと思っています。
私個人的なメリットデメリットでお伝えすると、
メリットとしては、
・歯並びが良くなって自信がつく
・見た目の印象が良くなる
・虫歯予防になる
デメリットは、
・時間とお金がかかる
・食べ物が詰まりやすかったり歯を磨きにくい
・シワが出来たり笑えなくなったりコンプレックスができる
といった感じです。
当初は周りにマスクをしている人もいなかったから隠しようがなかったけど、口元が気になるなら外出時はマスクをすればそこまで気にせず過ごせると思いますし、私が歯列矯正をしていた時に比べると今の方が歯列矯正の方法も色々あるし、気軽に始めやすくなっているのではないかと思います。
歯並びする事が絶対に良いと言いたいわけではなく、あくまでも私自身がやって良かった自己投資のお話でした。
歯列矯正は保険適用外なのでその辺も含め、歯列矯正に興味がある方の参考になれば幸いです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?