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心がほっこりしたこと

 こんばんは!!今日もお疲れ様です。


 今日久しぶりに、いろいろな所に出かけました。


 まず役場に行って、今までなかなかできなかった手続きをしたのですが、対応してくださった役場の方は、3年前に今住んでいる所に引っ越してきた時からずっとお世話になっている、素敵な女性です。


 いつも笑顔で、元気いっぱいの明るい女性で、会うたびに元気をもらえる存在なのですが、彼女のおかげで役場関係者との繋がりが広がり、この町でイベントをいくつか企画した時も心強い助言を頂いたりするなど、大変お世話になりました。


 いつも目を見て、ゆっくり口元を見せながら話して下さるので、安心して関われる存在の一人です(*^^*)


 役場での用事を終えた後、隣町にあるお気に入りのお店に、約3か月ぶりに行きました。そこで販売している食料品が全て手作りでとても美味しくて、普段なかなか行けないので、ついつい買い過ぎてしまいます。


 そこのお店のオーナーの女性の方も、いつも笑顔で対応してくださって、私が聞こえないと知った時、すぐに彼女なりに工夫して伝えてくれて、すごく嬉しかったことを覚えています。例えば、お箸が要るかどうかについても、割り箸を持ち出して「これは要りますか?」とちゃんと目を合わせて、首をかしげて尋ねるような感じで聞いてくれたりします。



 また、今回は「私、この○○が大好きなんですよね。美味しくて!!」とついつい話しかけてしまったのですが(コミュニケーションが取れない、取りにくい人とはまず話そうという気持ちにならないので、それだけ安心して関われるということ)、マスクをしていた彼女は、自分を指差した後、両手でハートマークを作ってニコニコして、返事をしてくれたのです。


 
 指差しやハートから「私も大好き!!」と伝えてくれたのだということがわかって、私も嬉しくなったのでした。この温かい気持ちが、本当に嬉しくて、ほっこりした気持ちになったのは言うまでもありません。

 もちろん手話をみんな知っていたら、コミュニケーションはよりスムーズになると思います。だけど、手話に触れる機会のない環境にいる人たちにとって、すぐに手話を身につけるのはなかなか難しいことだということを、私は理解しています。


 「手話ができないから」という理由でやりとりをあきらめない、その場でできる工夫でやりとりをしようとしてくださる、役場の女性やお店のオーナーの思いやりが、とても優しい世界を創りだしてくれるのだと思います。


 今日一日で、この嬉しい出来事が2つもあり、もう幸せいっぱいで心が満たされています。


 「手話ができるかできないか」よりも、こういったちょっとした「思いやり」「寄り添いの気持ち」が、誰もが安心して過ごせる優しい社会になっていくのではないかと、ずっと思っています。


 もちろん、手話通訳士の養成も大切です。手話通訳というのは、聞こえない・聞こえにくい人が平等に社会に参加できるようにするために必要なものなので、手話通訳ができる人材をもっともっと育てていかなければならないという課題はあります。


 だけど、手話通訳をする場面においても、「思いやり」「寄り添いの気持ち」「歩み寄り」の姿勢は、基本的に大切なものとして、進めていくことが必要であることに変わりはありません。


 普段の生活の中で、手話のできる人に出会う機会はなかなかありません。でも、一人の人間として、お互いを受け止め、お互いを尊重する気持ちを持つことで、心地よい空間を創ることはできるでしょう。


 今日も、最後までお付き合い頂き、ありがとうございました🌈
ステキな1日に心からありがとう🌷🌷

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