ダイヤモンドステークス2025 完全攻略展望【前編】

ダイヤモンドだね~~あーあーいくつかの場面ーー


ということで初まりました!
YouTube以来の出走馬の展望をnoteでやっていきましょう。


なぜ、いま初めたかと申し上げますと…


メモ用にシたイカラーーーー(ペ・ヨンジュン)


一番はこれに尽きます。メモで過去を振り返る方が早いんですよね…。
ネット競馬さんのメモ機能は大喝采!!なのですが、いっそのことレースで全てまとめちゃおう!ということでやってみます。
たぶん、途中サボり癖の旅に出ます!!!がよろしくお願いいたします。

こう見えても、YouTube最高登録者2100人オーバーのチャンネルを運営していた時期がありました…懐かしき過去。いまやもう稼働せず1400人を切りました。
編集が大変で、続けてる方々は素晴らしいと感心します。


きっちりやっていきまーーーーーーしょい。(相武紗季!!!……と思ったら、去年アニメ始まっていて驚き轟き等々力競技場)【引用→がんばっていきまっしょい】


失礼しました。前置きが長くなったところで、初めていきます。


ヘデントール ◯

(ゲート少し遅い、二の脚ちょと遅い)

菊花賞2着馬で当然期待がかかります。ただ、菊花賞は先頭が入れ替わる目まぐるしい展開に恵まれた可能性も否定できません。有馬記念3着AJCC1着のダノンデサイルが内枠で6着に敗れたように、後方の外枠で流れに乗った馬に有利な展開でした。

ただ世代間レベルで推察するとその後、勝ち馬アーバンシックは有馬記念で出遅れて6着、4着ショウナンラプンタが日経新春杯で2着。6着ダノンデサイルは上記の通り有馬記念3着AJCC1着。5着ビザンチンドリームがAJCC6着です。




んーーー、順当にハイレベルか


個人的に評価の低かったビザンチンドリームのAJCC6着は菊花賞のレベルを高く評価できると思っております。


要約するとヘデントールの菊花賞は展開&血統&鞍上に恵まれるも高レベルとの判断です。


ダイヤモンドSにおいて、血統面を掘り起こして分析しても寒い時期に強いルーラーシップ産駒◎
現在の東京芝ではKingmambo系も好調です。長距離向きトニービン&ノーザンテーストを保持しており、血統的に死角は見当たりません。

鞍上戸崎圭太騎手は、ゆったりと馬のリズムを大切に乗るタイプで長距離戦の複勝率は高いです◯


一週前追い切りでは美浦Wで自己ベストをマーク。坂路でも素晴らしいタイムを残しており、冬のルーラーシップを感じさせる内容ですね。


木村哲也陣営が京都記念で着外となったチェルヴィニア同様に先を見越した仕上げを促している可能性もありますが、元々ウッドで長めの追い切りを消化する厩舎で長距離戦はプラスです。

斤量は57㌔。ルーラーシップ産駒&戸崎圭太騎手の乗り方で複勝圏内は堅いと想定します。


波乱があるとするなら、スロー濃厚で内有利の馬場となった場合です。後方からの競馬になることが濃厚で、2023年の覇者ミクソロジーのレコード内有利決着になった場合は注意が必要です。2月のDコース東京芝の土曜日はほぼ先行有利で若干注意が必要です。


ワープスピード ▲

(ゲートちょと遅い、二の脚少し遅い)

前走メルボルンカップの2着は、内の後方で脚を溜めたナイツチョイスとのワンツー決着で恵まれた印象も、ハンデ差3㌔を踏まえると勝ちに等しく菅原明良騎手の好騎乗でした。

ドレフォン産駒の左回り適性の高さと母父ディープインパクトがフレミントン🇦🇺の馬場にフィットした印象ですが、東京2400m戦で3勝、昨年のダイヤモンドステークス3着を踏まえると今回の舞台も全く問題なく、血統は向きます。

前々走のコーフィールドカップ13着は、メルボルンカップのハンデなど本番を意識しての叩きで度外視。

3走前の天皇賞春5着は、陣営から先行指示も二の脚が早くないため後方から。内を立ち回ってチカラ通りの内容でした。

4走前の阪神大賞典は内を立ち回って5馬身差の2着。勝ち馬テーオーロイヤルが究極仕上げだったことを踏まえてもまずまずの結果です。

今回は1カ月前から坂路で丹念に乗られており、CWでは早めの時計は出ていないものの追い切り本数をしっかりと出しています。もともと動かないタイプで時計は気にしなくて良さそうです。

母父ディープインパクト持ちは有効となるでしょう。

横山武史騎手は3600m戦で(0.1.1.3)。3000m戦で(1.0.1.1)と問題なしです。

斤量は58㌔。昨年3着から斤量プラス2㌔増です。展開的に後方からのレースで、ヘデントールと一致します。となると、チカラ関係と追い切りでヘデントールが上と評価します。

シュトルーヴェ △

(ゲート少し遅い、二の脚遅い)

上位人気想定の馬が後方待機勢ばかりでソワソワしますね、、、。シュトルーヴェもその一頭です。

前走の有馬記念10着は展開向かず、能力足りず仕方のない結果です。3走前の宝塚記念11着は、最内枠で重馬場バイアスの不利をモロに食らって度外視。

4走前目黒記念&5走前の日経賞制覇は、モレイラ🪄&鮫島駿騎手の好騎乗。後方の内ラチで脚を溜めて直線で突き抜け、騎手の技量を感じさせる内容でした。今回は頭数が多くなり、重賞連勝と同じ乗り方ができるかは微妙なところです。

キングカメハメハ産駒は2500m重賞に強く、AR共和国杯では同産駒ハヤヤッコが8歳トップハンデで勝利しました。
母母アンチョの血統から3400mの距離延長も問題ないと思いますが、2500mの適性の方が上回りそうです。

有馬記念から約2カ月。最終追い切り次第の評価となりそうで、一週前時点で体調は前走と現状維持の評価です。

鮫島駿騎手も長距離実績の率は、そこまで高くないです。同じ堀厩舎の松籟ステークスを制したゼーゲンの乗り方ができるかどうかです。

目黒記念で2着馬に斤量2.5㌔差で制した点は評価したいところでもありますが、今回もハンデは斤量59㌔。脚質が同じなら配合&状態でヘデントールを上に取りたいです。

ショウナンバシット ▲

(ゲート少し速い、二の脚少し速い)

前走アルゼンチン共和国杯14着は、大外枠で壁が作れず折り合いを欠き、度外視可能な内容。

前々走タイランドカップ1着は逃げ馬の背後で脚を溜めて直線抜け出す競馬の上手さをみせました。評価は微妙ですが、2着馬ゴールデンスナップがのちにOP万葉Sを勝利。3着ハヤヤッコがGⅡのAR共和国杯を制していることを踏まえると、メンバーレベルは少し高いともいえます。

3走前の札幌日経オープン(2600m)は、セファーラジエルと2頭で離し逃げの展開に。それでもハイペースということではなく、息も入っていました。外差しが決まる馬場でしたが内も悪くなく押し切りました。このレースでも素直に高く評価することはできません。


今回のポイントは血統にあると思います。

シルバーステート産駒は東京コースが鬼門です。全場の中でも連対率&複勝率は最低です。ただ判断に悩むのが、3400mでコーナーの回数が増える点。コーナーの回数が多いと、率は上がるので、コーナー2回で直線が長いコースがダメという可能性も少しあります。
ただ内回り戦で評価したいシルバーステート。血統面で軸にはどうかなと思っています。

ハンデ57.5㌔はまずまず。母父Medaglia d'Oroなら3400mも対応できると予想します。しかし、折り合いに難しい面をみせるので逃げ、もしくは壁を作れる内枠がほしいです。後方待機勢が多く、展開的には妙味がありそう。

一週前追い切りは軽快な動きをみせて併せ馬で先着。5歳になって馬体はしっかりとしてきました。最終追いでも坂路53.9-12.0で鋭伸。東京コースをクリアできればでしょう。

横山和騎手は過去長距離戦の乗鞍が少なく、何とも言えませんが、芝ダートとも2500m戦の成績が優秀で特段問題はないでしょう。

ダンディズム ▲

(ゲート遅い、二の脚普通)

2月12日の一週前追い切りはCWで好時計。この動きを見る限り、9歳になっても元気いっぱいです。2走前の福島記念で51.6-12.0。前走ステイヤーズステークスで52.6-12.4。今回も最終追い切りの坂路の時計に注目しましょう。年齢を鵜呑みにすると痛い目に合いそうな動きを披露してくれています。→最終追い切りは52.7-11.9。素晴らしい動きを披露しました。

前走ステイヤーズステークスは中山開幕週。内有利の馬場状態を、最内枠からロスなく運んで3着。着順ほどの評価は高くありません。血統の恩恵は受けておらず、馬場バイアスのみをプラスに3着の内容でした。

2走前の福島記念は、スタミナを生かす4角早めの進出も3着まで。坂路51.6-12.0の状態と平坦向きの配合が向くものの距離が足りない印象でした。

さて今回はどうか。ハンデ57㌔据え置きはok。馬の状態も引き続き元気いっぱいで9歳を感じさせず。近2走から非根幹距離になり、少なからず前走よりは血統の恩恵はUPします。

鞍上の田辺裕信騎手も馬に合わせた長手綱で、中長距離の複勝率は高めです。
どうしてもゲートで遅れるので、後方から地力勝負の印象ですが複勝圏内の可能性は十分あるでしょう。

非根幹距離と平坦向きで、ショウナンバシット同様にローカル2600mがベストの印象ですが、9歳でオッズが嫌われるのであれば押さえて良いでしょう。

シルブロン ▲+

(ゲートちょと遅い、二の脚普通)

重賞4連勝で豪GIコーフィールドカップを制したメールドグラースの半弟。

前走ステイヤーズステークスは最内有利の馬場のなか、中段から大外を回してハナ差2着は価値ある内容。勝利したシュヴァリエローズから斤量1キロ少なかったことを踏まえても、同等の評価でいいでしょう。

2走前は長期休養明けで本調子になく度外視可能。

3走前のAJCCは不良馬場のなか、各馬が避ける最内への進路取りで6着。外を選択した馬が上位を独占しており、一定の評価はできます。

一週前追い切りでは美浦Wで6F自己ベストの81.2をマーク。明け7歳でも元気で、前走のステイヤーズSより上向いている印象です。帰厩から日が浅いので馬体重には注意が必要ですが、中2カ月半ならそこまで気にしなくてもと思います。
そして、最終追い切りは坂路で52.2-11.9。坂路でも自己ベスト級の時計が出ました。ラスト11秒台は初めて。明らかに好気配です。

23年にダイヤモンドステークス1番人気3着の実績があります。東京の長丁場はトニービンが効果的で、血統的にも問題ありません。

鞍上の大野騎手は短めの距離を得意としているため、その点のみが引っ掛かりますが、本馬のチカラは通用するでしょう。

メイショウブレゲ  消

(ゲート普通、二の脚遅い)

前走の万葉ステークス(中京3000m)は、大外枠でチグハグな競馬となり度外視。

2走前のステイヤーズステークスでは内有利の馬場で、最後方を追走。道中内ラチを立ち回り、ラスト3角前から外へ進出。上がり最速5着の内容も評価はそれほど高くありません。

3走前アルゼンチン共和国杯は展開が向いてスムーズに運んだものの、キングカメハメハのワンツースリーの壁に阻まれ7着に敗れました。

中間の仕上げですが、栗東CWで減速ラップを踏んでいる点が気になります。最終追い切りも坂路で減速ラスト1F12.9でした。

ゴールドシップ産駒と東京との相性はあまり良くありません。切れ味を必要とする東京。JCで勝てない海外馬…そのような印象でしょうか。過去東京芝で3戦して全着外。

有力馬も後方から進出する馬が多く、現状では厳しい印象です。

コパノサントス  ▲+

(ゲート少し遅い、二の脚ちと遅い)

前走の古都ステークス(京都芝3000m)は少頭数8頭立て。母母グッデーコパは長距離適性十分で、1000mの距離延長に対応しました。少頭数で展開的にも申し分なく、恩恵を受けた内容です。

2走前の高山ステークス(中京2000m)5着の内容は、先行有利ながら、後方から外へ進出して上がり最速を記録。古都Sの勝利を裏付ける好内容です。勝ち馬マコトヴェリーキーは、その後GⅡ京都記念3着で波乱を演出しています。

一週前追い切りで猛時計のCW6F77.4を記録。これはびっくりドンキーです。超大幅な自己ベスト更新で、Dr.コパにも勝負気配が漂います。最終追い切りの坂路での微調整も好印象ですね。

イスラボニータ産駒は中京&東京では安定感があります。古都Sでも母の血が向いた印象ですが、東京3400mも舞台設定として申し分ないでしょう。

鞍上はアイアンバローズの印象が強い石橋脩ジョッキー。正直な感想としては、なんとも言えないところです。

超抜追い切りと、配合、ハンデ斤量2㌔減、Dr.コパの勝負気配で狙っても面白いでしょう。好枠がほしいですね。






ダイヤモンドステークス展望の前編をお送りしました。
予想をする時間がない方に、参考にしていただければ幸いです。

兎にも角にも、




人気馬はほとんど後方からの差し馬。




馬場バイアスによっては、ひょっとすると、ひょっとする?(波乱)可能性も漂います…。


後編(穴馬編)も上げたいと思っていますので、またご覧ください。お待ちしております。




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