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タイトルに惹かれた一冊

本日は、「高校教師、住まいを捨てる。」を読んだ感想を綴ろうと思う。この本は英語を教える高校教師が住まいを捨てることに至った経緯やなぜそういう生活をしようと思ったかなど書かれている。

タイトルにもある通り、住まいを捨てた人がいた。これは家を捨てたという事だ。筆者は究極のミニマリストだ。私には考えもしなかったアイデアがたくさん詰まっていて、別の新しい世界に連れて行ってもらった気分になった。そんな一冊の中で特に印象に残っているキーワードを書きだしながら、書いていこう。


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非日常を日常にする

筆者はゲストハウスに泊っているのだが、毎日旅をしている気分になりたいと思ったことが一つのきっかけで始め、毎日が修学旅行気分なんだとか!

ものの一元化

好きなブランドがあったり、行きつけの店があったりするだけでどこの店に入ろうかなど迷うことがなくなる。これは時間を無駄にせずに行動できる。また、同じ種類のものに一元化することでインテリアの統一感も出せる。

アウトドアにならざるを得ない

ゲストハウスに居ても共有スペースもあるが基本的には自分のベッドしか居場所がないらしい。テレビもないので必然的に外に出向き、フットワークが軽くなるのだとか。外に出れば刺激的な毎日で、時間も有効に使える。

交友関係広がる

そこには海外の方が大半で普通に家に住んでいたら出会わない人たちに出会える。異文化を受け入れられるようになったり、違った価値観に触れたり、多くの刺激を受けられる。


自分自身ミニマリストになりたいと思っているが、最低限のものを持つことはものを大事にしたり、変な出費を抑えられたりメリットは多数あるが、必ずしも「ものが少ない=良い」とは限らない。つまり、ミニマリズム生活がすべての人に合うとは限らないのだ。

また、家を完全に捨てようとは思わなかったにしてもゲストハウスに泊った経験がない私にとって、ゲストハウスに住んでみたいなと思わせてくれた。交友関係が広がり、いろんな価値観に触れ、英語力やコミュニケーション能力など様々なスキルが身いつくことも期待される。


この本は、図書館で目に入って手に取って、読んだものだ。この本との出会いは偶然だった。ミニマリストに興味があったのでタイトルにも勿論惹かれたし、何よりも表紙がシンプルで中身も読みやすかった。ぜひ手に取って読んで頂きたい。



最後に、「生き方に正解はない」と筆者は語る。自分が納得のいく、且つ満足感と幸福度が得られる自分だけの暮らしを見つけたい。

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