マインドフルネスの実戦を習慣化してみることにした【5】
この、『思考が彷徨いそうになったら呼吸に意識を戻す〈クセ〉』、実はマインドフルネス実行中で無くても普段の生活のなかで応用できるんです。
例えば今は休日の午後8時、何気にスマホでメールをチェックすると、ある案件に関するメールが仕事のメルアドに来てて、それに対する回答を48時間以内にするようにという内容を読んでしまう。
1. その案件に関するタスクは次の日に手がける予定にしていたので、その案件に関してはまだ何も準備してない
2. 48時間以内に回答出来るかどうか吟味しようにも、書類が職場にあるので確かめられない
3. 焦り・不安が頭の中をグルグル回り始める
4. この案件を優先するために、明日予定していたタスクを今やるべきか、あるいは次の日早朝出勤してやるべきか、悩み始める
5. 折角の休日の夜が休日でなくなる
この1-5までが今までの私の思考回路でした。完全に彷徨ってますよね。残念なことに、これだけ彷徨っても結局この案件に関する回答は1時間で準備出来るものだったとか、期限が延びたとか、休日の夜を台無しにする価値の全く無いものだった、というのが今まで沢山ありました。
恥ずかしながら、これに気づくのに本当に時間がかかった。自分の仕事以外の時間を随分犠牲にしてきたと思います。更に悲しいのは、何のために犠牲にしてきたのか全く分かってないこと。
・優秀な人間であると皆に思われたいため?
・それをするのが当たり前だから?
・外人だから人の倍以上働かないと認めてもらえない?
等等。10年以上こんな感じでやってきてるので、アタマとカラダが脊髄反射してしまう。でも、もう良い年齢だし、正直キツイんですよね。
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