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課題の合間にウェーブストレッチリング

寒暖差の激しい春はたいてい体調を崩す。
冬休みの時期から京都芸術大学デザイン科イラストレーションコースの課題に追われ、受験生のように座りっぱなしだったので余計に腰も痛くなる。
血液循環の悪さが腰痛の一番の要因とも言えるので、ここは久しぶりに溶岩スタジオinseaに行って代謝をあげ、コリをほぐそうではないか、と。

たまたま受けたストレッチのクラスで使用したのがウェーブストレッチリング。何これ?そこで配られたのは円形をくねっと曲げて作ったようなプラスチックのリングだった。
これをいろんなところに当てて、いわゆる筋膜リリースをしていくのだが、なんとも気持ちいいと思ったのも束の間、これを足で踏む時には足の裏が痛くて悲鳴をあげそうになった。それだけ足の裏の筋肉が固くなっていたに違いない。
このリングの形が絶妙にいろんな部位にフィットして、ちょうどいい刺激を与えてくれるのであるが、それを一番痛感したのは腰に乗せた時。
凹状態のリングの上に仰向けに腰を乗せて寝る、そして足を閉じて左右にゆらゆら、足を開いて左右にゆらゆら、、するとちょうど中臀筋とか梨状筋の奥深くの痛い箇所に食い込んで、いい感じでマッサージになるのである。
ここは強めのマッサージでないと効かない箇所なので、このリングのあたり具合がものすごくピンポイントでイタ気持ちいい。

これは便利!自分の重さで左右に揺れるだけで筋膜リリースができる。今まで筋膜リリースボールや筒状のトリガーポイントフォームローラーで散々やってきたが、自分の動きで手が疲れてしまって大変だった。足を組んで仰向けに寝て手で抱えた足を引きつけるストレッチもなかなか奥深いところまで届かない。それが最も簡単にできてしまうのである。
他にもいろんな使い方で全身に使えるのがいい。

早速自宅にも買おうと探してみるといろんな種類があって、ふと目に留まったのが「欅」の木でできたウェーブストレッチリング。木製なので家のリビングにおいても何の遜色もない佇まいだが、プレスチック製に比べて値段が倍!? 高すぎる。
しかし、この手のものって家の中でしまってしまうともう二度と思い出せずに箪笥の肥やしになる、、、そう思うとプラスチックのものが常時床に転がっているのはどうも耐えられないかも。。。
インテリア家具を買うと思ってここはひとつ、と深呼吸しながら震える手で「欅」をポチった。

家の中で見るとやっぱり木製にしてよかった。というか、硬さは硬いんだがプラスチック製より何となく当たりがいいみたい。

ちなみにこのリング、もっとソフトな素材もあるが、ビデオを見た限り、重さによってぐんと潰れるので筋膜リリースにはならないように思う。
木製にこだわらないなら、リーズナブルなプラスチックで試してみるのもオススメである。

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