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2021年9月 活動報告

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【ラベル貼付】
シカを解体しパック詰めまでしたら、重さを量り、パソコンに入力し、在庫管理表にも記入し、ラベルを発行して貼り、冷凍庫に並べ、一日して凍ったら部位ごとに分類して保管する。
これまでは事務員さんにお任せしていたけど、僕もやり方を教えてもらい、担当することになった。本来、解体した流れでやっちゃうのがスジだもんね。2頭分で小一時間とか、地味に手間がかかる。

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【ペットフード】
MOMIJIでは良質な肉を提供するため、3歳までのシカを捕獲している。あらゆる生物で一緒だと思うが、若い方が柔らかいし、おいしいのだね。重量にすると、バンビの15㎏くらいから、3歳の50kgくらい。

しかし写真は、100㎏ほどもあったという、4歳と見られる個体。ペットフードの試作品を、加工業者さんに製造委託するとのこと。

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普段は一人でも抱えられるが、これはさすがに二人じゃないと運べなかった。
部位ごとに解体しながら、骨を外して、肉だけ残していく。脂が分厚いし、いちいち重いし、握力を奪われる体力勝負である。だが38㎏ほども肉を取れた。

主にワンちゃん用だろうが、良い食べ物を与えたい・アレルギーを持っている、などで需要は結構あるらしい。
食肉としてはイマイチな状態でも、ペットフードとしては全く問題なかったりする。本格的に商品として出していければ、いま以上に命の利活用となるし、ジビエ事業としての幅が広がるね。

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【猟友会射撃大会】
5月にも行われたが、再び。基本的に猟期というのは11月からだが、その前に射撃場で練習しておくように、という努力義務があるのだ。
これを怠ると、以後ちゃんとやりますという誓約書を警察署で書かされることもある。福井にいた時、一度あった。近場に射撃場が無かったし、忙しかったんだよ、確か。

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トラップ射撃と、

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スキート射撃と、

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ライフル射撃。それぞれの内容は5月の活動報告で説明しているので、ここではノータッチ。

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ちなみに猟銃用の弾を購入・消費などした際には、その数量を都度、帳簿に記入して管理しなければならない。
弾というのは火薬であり、つまり危険物に相当するわけだからね。失くしちゃいましたー、では済まない。猟銃は銃刀法だが、弾は火薬取締法だ。

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【シカ革】
ヤミ取引の皮屋さんを開業。
ではなく、塩蔵して保管していた皮を並べて、大きさを比較。

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大きめのものを選別して、業者さんに送るのだ。サイズに関係なく、なめし料は一枚ごとの値段だからね。

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【消防団講習】
半纏を羽織って、UTMグリッド地図なるものの説明を受ける。災害時に位置情報を伝える際など、地名では分かりづらいし、緯度経度では煩雑になりすぎる。そこで同地図を使用すると、6ケタの数字だけで100m未満くらいにピンポイントで指定できるのだ。林野火災などでは、特に便利だと思われる。
UTM、つまりUnTo Mitsukeyasui(うんと見つけやすい)地図ということだよね。

※訂正:UTMは「Universal Transverse Mercator」の略でした。お詫びして訂正いたします。

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【OGSP】
月イチのミーティングや、その他ミーティング。Oil, Gas, and Solar Powerについて情報共有などを行い、持続可能な資源活用について意見を交わす。

※訂正:OGSPは「大槌ジビエソーシャルプロジェクト」の略でした。お詫びして訂正いたします。ただし、シカを大切な資源として捉えているという点においては、誤りではありません。

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【千代子MTG】
こちらも月イチのミーティング。今回は広々と、多目的ホールで行われた。活動にまつわる課題や悩み相談、その他の情報共有など。
業務が違うとはいえ、他隊員の活動等を知ったり、こういう場で顔を合わせるのは良い機会だ。

※訂正:地域おこし協力隊の略は「千代子」ではなく「地おこ」でした。お詫びして訂正いたします。聞き慣れていない人は、実際に前者の方と勘違いすることもあるようです。

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【シカ肉在庫処理・事務作業】
MOMIJIの業務用冷凍庫内。控えめに言って、超ぐちゃぐちゃ状態であった。この中からスジ肉・カタ肉をそれぞれ引きずり出し、

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商品番号を一つひとつ控えていくという作業。
そして箱に詰め込み、車に積み込んで一時間ほど南へ走り、缶詰工場へ運搬。加工品にしてもらうのである。部位的に、あまり頻繁には売れないし。

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計460パックほどに上ったわけだが、これをまた一つひとつ、パソコンの在庫表で消し込み作業をし、

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手書きの台帳でも該当ページを探して一行ずつ書き込み。
他の仕事もしながらだが、三日間かかったよ。こういう細かい単純作業みたいなのが不得手ではない僕でも、通算で8時間くらい要したと思う。別の日にはモモ肉も同じような流れで処理をし、やはり丸一日かかった。
トレーサビリティ等の関係で必要とはいえ、手書きって。昭和中期みたいだろ。ウソみたいだろ。令和なんだぜ、これで。

と批判したりディスったりしているわけではなくて。このあたり恐ろしくアナログだったのだが、今後は新システムが導入されることにより、改善されていくらしい。来月以降の報告でお伝えできるかな。

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【冷凍庫内整理】
その冷凍庫は、山積みになっていたスジとカタが捌け、ざっと整理したところ、だいぶスッキリした。ここからモモ肉も出すので、更に綺麗になるね。

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しかし、庫内はマイナス20℃ほど。真夏でも、1分も入ったら凍えてくる寒さである。防寒着を装備のうえで突入しても、作業を数分しては出て、血流が回復したらまた入って、を繰り返す。自律神経がおかしくなっちゃうぜ。

北海道では-15℃、カナダでは氷点下30℃の町で暮らしていたものの、寒さだけは慣れない。暑くて汗をダラダラ流している方が、まだマシだ。

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【解体所】
寒いといえば、解体中もである。冷凍庫ほどでは無いにしろ、冷房が最大の状態で2,3時間も風に当たっていると、じわじわ体が冷えてくる。末梢神経がおかしくなっちゃうぜ。

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飲食店さんの卸売り用に、モモ一本を丸ごと、という感じで出すこともある。このご時世なのでお店も厳しいらしく、注文は少ないようだが。

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【山林調査】
町内の山へ入る。じんわり汗をかきながら30分ほど登っていき、

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つぶさに地面をチェックしていく。見つかったのは、

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マツタケである。初めてながら、僕も一本だけ発見できた。これは、

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【ふるさと納税返礼品】
として、松茸を発送することになったため。MOMIJIの定款には、ジビエだけでなく、多様な業務が記されているのだね。こういうところで、キャッシュポイントも得ておきたいということだ。
ただし我々だけで何十kgも掘り出すのは不可能なので、マツタケ名人の方々から買い取る形である。1kgも採れば、シカ2,3頭分の有害捕獲報奨金くらいになるらしい。そして今年は不作とのことで、5頭分ほどまで相場が跳ね上がったそうだ。
世の中の需給バランスというか価値観というか、これで正しいのか疑問である。

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そんなわけで、シカの方は少し落ち着いてしまった。今月の解体は、10頭前後。マツタケの受け入れ・伝票ラベルの発行や入力等の事務・梱包・発送・土や資材で汚れた事務所の清掃など手間取るし。

厳密に言えば、僕はジビエ事業の協力隊なわけで、契約書にもマツタケ業務等は記載されていない。しかしMOMIJIとして必要な仕事であり、依頼されれば、やりますよということだ。

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【ふるさと科】
先月は児童数の多い学園だったが、今回は少なめのほう。三年生9名が、牛舎の見学・ピーマンの収穫を行なった。MOMIJI代表はマツタケ待機なので、僕が出動。時間があればハンターの仕事やシカの話をしてきて、とのことだったけど、押してたので残念ながらナシ。

それはともかく個人的に思ったのは、マスクしてると嗅覚による情報が入ってこないんだよなということ。子どもたちの体験・学びという観点では、残念な損失だよなと。ちょっとマスクをズラすと、農作物や枝葉や土などの、すごく芳しい香りを感じられたよ。
人の表情が分からないという、視覚的損失などもあるか。ただしアンチマスクではなく、こんな世の中になったことを憂いているので、いちおう断っておく。

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【狩猟者登録】
11月から猟期に入るのに先立ち、登録をして狩猟税を納めなければならない。狩猟免許や猟銃所持許可を持っていても、この手続きを経ず捕獲すれば密猟、すなわち違法だ。
ハンター保険の加入も必須だし、猟友会の会費もあるから、トータル5万円くらいをニコニコ現金払い。破産しちゃうぜ。

ちなみに、狩猟期間というのは基本的に11月~3月。都道府県によって、長かったり短かったり前後したり。例えば岩手県で登録すれば、期間中は県内どこでも狩猟して良い(鳥獣保護区・神社境内・家屋の近くなどを除く)。ただし48種の狩猟鳥獣に限る。
有害捕獲というのは、必要に応じて市町村が従事許可を発行し、期間も通年だったりする。例えばニホンザルは狩猟獣じゃないから普段は獲っちゃダメだが、農業被害の酷い地域などでは、捕獲せねばということで対象となる。

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【トロフィー】
賜杯ではなく、シカの頭部など、いわゆる狩猟の戦利品を指す。立派なツノを持った個体は、

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ぐつぐつ煮込んで、黒魔法に使うスープを調理。
ではなく、こうすることで肉がベロンと剥がれやすくなる。raviliss[ラビリス]名義のインテリア等に活用されていくわけだね。

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警察署へ出頭。僕がやりました。
ではなく、

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【猟銃技能講習】
の申し込みである。
猟銃所持許可は3年ごとの誕生日に更新だが、それに先立ち、座学とコレを受けなければならない。前者は5月に受講しているが、後者をそろそろやっておかねば。3月生まれだと、更新申請期間は1~2月である。

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射撃大会をした射撃場へ、今月2度目の訪問。講義を受けて、分解・点検・結合などの動作を確認して、スキート射撃をしたら修了。僕ひとりのために、教習指導員さんと射撃場の方、計3名に出てきていただいてしまい、申し訳ないような気持ちだったが。

ちなみに有害鳥獣捕獲の従事者になっている場合等は、技能講習は免除され、座学オンリーで良いらしい。僕は来年度、つまり4月から許可が下りる予定なので、ちょっと間に合わないわけだ。早生まれなのは気に入ってるから、別に良いんだけど。
そうだとしても3年に一度くらい、ちゃんと指導を受けておいてもバチは当たらないだろう。狩猟事故というのは、毎年どこかで、何件も発生しているわけだし。僕も今回、いくつか新たに学んだ事柄があったよ。

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【キーホルダー製作】
シカの解体も無くマツタケも小康状態だと、時間ができる。特に事務作業も無ければ、革製品の製作といこうか。
ある日は、切り出した鹿革をボンドで貼り合わせる作業。臭いがキツいし、そもそも有毒らしいので、事務所内ではなく外で。

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ある日は細く切り、ある日は三つ編みをし、

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ある日は金具を取り付ける、という日別ライン作業で大量生産。

しかしこういう手仕事は得意な方でも、絵とかデザインとか創作とかは、苦手とかいうレベルではなく本当にできない。技術の成績は悪くなかったが、美術は常に2だったからな。嫌な過去だ。
器用な部分と不器用な部分が、両極端なんだよ。こういう文章を作るのと、対人コミュニケーション能力とかね。

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閑話休題。革に穴を開けたり、カシメという金具を取り付けたりするのに、トンカントンカンする必要がある。うるさいので、これも外で。カシメが潰れてしまいやすく、まだ上手くできない。

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問:下記の条件を全て適用した場合、キーホルダーは全部で何パターンになるか求めよ

a. 使用する革は白・黒・緑・赤・茶・橙の6色で、表裏の組み合わせが作れる。ただし同色は組み合わせないものとする
b. カシメの下に付ける円状の革もaの6色で、両面それぞれに使用する。同色でも構わないが、キーホルダー本体の2色は除くものとする
c. 二重リングは、アンティーク・シルバーの2種類
d. カシメは、アンティークの1種類

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{6P2×(6-2)2乗}×2×1
=30×16×2×1
=960通り

…はあ?マジで?
もちろん、そんな全種類つくる意味は無いし、細かいオーダーは受け付けられないので、あしからず。数学Aも間違ってるかもしれないけど、あしからず。実際は9系統くらいの色があるから、7,000通りくらいになるのかね。ムダな計算してしまったが、頭の体操にもなるのかね。

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とりあえず30本ほど作ったし、MOMIJI事務所の雑貨コーナーは、だいぶ充実してきた。ほとんどMOMIJI代表の奥さまが手づくりしているが、革作家さんに委託している名刺入れなども増えてきている。
在庫はお越しいただければ買えるし、遠方の方はraviliss[ラビリス]またはメールで注文をどうぞ。

キーホルダーは、お時間いただければ、メイン革の色くらいは依頼通りにできるかな。人によって、だいぶ好みが異なるところだからね。実際に見てもらえると、意外にイイじゃん、っていう色に出逢えるけどね。

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【より処】
というのは、かつて3年ほど暮らしていた、福井県大野市和泉地区(九頭竜とも呼ばれる)にある非営利カフェ。週に一度、ボランティアのお母さん方の手により運営されており、地域の方々が気軽に寄り合ってお喋りなどして楽しめる場所だ。

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人口は500人を切り、市街地までは車で30分かかる山奥で、スーパーもドラッグストアも無く(日中営業のコンビニはできて、劇的に便利になった)、一両の汽車(ディーゼル)は一日に5本で終着駅になっており、小中学校の全校生徒は今年度それぞれ10人前後という、まさに陸の孤島。冬は豪雪地帯であり、積雪300cm越えの当たり年を僕も経験させてもらった。

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超がつくド田舎ならでは、皆さん仲良く温かく面白く、笑顔の絶えない地域。でも集まれる場所が無かったので、僕が発起人として「より処」を立ち上げてから、今月で5周年。

※写真は、5年前の福井新聞より

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我ながら、素晴らしいネーミングセンスだったなと自負している。解説の後付け感は否めないが、まあ気にしない。

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で、今回5周年のお祝いに、鹿肉を贈呈することにしたのだ。
お昼にはワンコインランチ(数量限定・予約制)を提供しているのだが、これが品数豊富だし超おいしいし、大人気なのである。

僕が捕獲したわけではないけど、解体したロースを5kg。ソテーとチンジャオロースにしてくださった。当初はカツとマリネにする予定だったものの、焼き過ぎると硬くなるし、試行錯誤してくれたという。

福井県の非営利カフェで、MOMIJIの鹿肉が提供されました! ...

Posted by 大槌ジビエ momiji on Wednesday, September 22, 2021

「大好評だった」「めちゃめちゃ美味しかった」「ジビエが嫌いな人も食べていた」「柔らかく喜ばれた」「みんな大絶賛だった」などなど、大成功。
臭みの無いよう丁寧な処理をしているMOMIJI品質と、料理のプロであるお母さん方の腕前がフュージョンし、最高のランチとなったのだね。

食材にしても、地元の方々が手塩にかけて育てた、ほぼ無農薬の野菜など。他の小鉢にしても全部、一つひとつが愛情こもった郷土料理・家庭料理・創作料理。そしてみんな一緒に笑顔で食べるから、めっちゃ旨いんだよ。日本一のランチだぜ。

過疎地域自立活性化優良事例表彰においての総務大臣賞の受賞を、石山市長に報告しました~🎵 11/27の授賞式はコロナの為に全員欠席し、市の職員の方に行って頂きましたm(_...

Posted by 和泉自治会 on Thursday, December 3, 2020

「ここに生き続けられるために」をスローガンとし、住民一人ひとりがパワフルに、楽しみながら暮らしている。過疎地域自立活性化の優良事例として、総務大臣賞も受賞した(昨年度)くらいには、田舎の鑑なのだ。

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未だに僕の帰りを待ってくれている方々もいるし、僕のふるさとだし、想いも残している。二拠点生活みたいにできたら理想だよな、などとも考えているのだが。

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有害鳥獣問題を知り、狩猟の道に踏み込んだのも、ここが始まり。今に繋がっているわけなので、活動報告に組み込んでも筋違いでは無いだろう。
しかし九頭竜の話をし始めると九日九晩かかるから、これくらいにしておかないと。

※新旧の似顔絵は、東京の父からのプレゼント。プロの絵師さんに描いてもらったようだ。

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年に何度かは遊びに行っていたものの、しばらく帰省できていないので、年末あたりには行きたいところだね。ちなみに大槌では「ドラゴン」と呼んでもらっているが、和泉では「たっちゃん」だった。

※5周年を機に、看板もリニューアルされたとのこと

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【鹿肉しゃぶしゃぶ】
普段は町内の業者さんに製造委託しているのだが、今回は場所を借り、自分たちで作ることに。イベント用で500パックという大量注文が入ったためだ。前述の、冷凍庫から出したモモ肉を数十kg持ち込む。
お店の営業終了後にお邪魔し、夜の作業。スライスして、量って、真空パックして。一回2時間を二日間やって、全体の半分弱。単調ながら、なかなか捗らない作業だ。そして残りは業者さんにお任せすることとなった。

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MOMIJIウェブサイト
鹿肉を活用したレシピ・町内外で取扱いのある飲食店など、少しずつ内容が充実してきた。これらは主に、大槌ジビエソーシャルプロジェクトの一環として、僕ではない協力隊員が担当してくれている。MOMIJIの人材不足・時間不足により、なかなか手を付けられていなかったのだね。
これまたスキマ時間を使い、僕もやっていければと思う。とりあえず、この活動報告へのリンクを、ちゃっかり貼っておいたりした。

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【エスプレッソマシン】
がMOMIJI事務所に導入されたよという余談も、最後に紹介しておくか。
これまでは缶コーヒーを箱で購入していたのだが、来客が多いため、すぐに無くなっていた。買い出しや空き缶処理の手間など考えれば、こっちの方が良いかねということで、月々リースのやつが入ったわけだ。
水や豆の補充・カップの処理や洗い物・豆カスや排水の廃棄・清掃・お客さんへの給仕などの手間はかかるわけだが。そういう細かいところに気付いて処理するあたりが、僕の長所だね。自ら仕事を増やすという意味では、短所でもあるんだけどね。

しかし挽きたての旨いコーヒーが飲めるし、牛乳を用意すればカプチーノも淹れられるし、二杯同時にツインで抽出もできるし、けっこう喜ばれるし。事務所にお越しの際は、一杯どうぞ。





★僕のほか7名の隊員の活動報告は、こちらorこちらから。観光・ジビエ・震災伝承・農業の各分野で、大槌町のために奮闘中

★大槌鹿肉の購入は、MOMIJI株式会社の事務所、もしくはネット通販(ポケットマルシェ大槌孫八郎商店)で。ツノ等を活用したタペストリー類は、raviliss[ラビリス]でどうぞ


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