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水中写真に魅入られて #047

爆流大潮ドリフトダイビングに行ってきました
個人的にドリフト嫌いなんですけど
潮の流れがあるからこそ撮れる写真があるので仕方がなく行きます

どんな写真が撮れるか?
チェック用写真になりますが、こんな感じです

ドリフト水中撮影ポイント
①潮の流れがあると魚が塊になるので、群れ作品が撮れる!!

②単体の魚も現状位置キープで必死ゆえ、近づいても逃げない(逃げれない)

③流れがあると海の色が物凄く綺麗な青になる!!
 海域によっては異なるかもですが、ここでは沖縄慶良間ブルーが映えます
 
いかがでしょうか?

【ドリフトダイビングとは?】
通常はダイビングポイントに船を停めてイカリ、アンカ等で船を固定後
海に入りポイント散策して停泊している船に戻るが一般的と思います。

ドリフトダイビングは、潮の流れに乗りながら移動するダイビングなので
海に入るポイントと、船に上がるポイントが異なります。

簡単にドリフトダイビングの流れを説明します

(海に入る時)
・船は、固定されてないので甲板は不安定な状態で潜水準備をします(中々大変)
・潜行ポイントまで船が移動するので待機します
・船長の合図を待って、一斉に入ります(前者との間隔5秒以内入水します)
・海に入ったら、そのまま潜行し水底もしくは水中で集合します

  注意ポイント
  ここまでのプロセスでミスすると海に入れなかったり
  仲間との距離が開いたり、違う潮の流れに捕まり合流できない事件が
  発生します。

(ドリフトダイビング開始)
 入水後、集合を確認し潮の流れに身を任せ移動します
 我々は撮影をメインにしているので、流れに逆らって移動、撮影する事も
 あります

(撮影時のトラブル)
上の写真の用に珊瑚の塊や岩場で撮影する場合、潮の流れが岩場に当たり
流れが変わったり、加速したり変化します(地形の影響で潮の流れが変わる)
 ・撮影に夢中になり、潮の流れ変化に気付かないで流されてしまう
 ・バランスを崩しやすいので生態系破壊に注意する(無理はしない)

(船に帰る)
ドリフトダイビングで一番危険度が高いプロセスだと思います
船に上がる時も船が固定されていない状態で上がるからです。
例えば、波が1mの時、最高点と最低点で2mの差があります
2mの落差がある状態で船の甲板に上がるプロセスはかなり大変です

波の波長が船の長さより長いと、そこまでの落差は出ないけど
そんな都合の良い事は起きないので甲板に上がるプロセスはいつも 
はちゃめちゃです。

最後は動画になります
潮止まりを狙って潜った時の動画になります
のんびりダイビング動画
よろしければご覧ください


撮影機材

OLYMPUS
・カメラ:OM-D E-M1 Mark Ⅱ
・レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8FisheyePRO 
・アクションカメラ:insta360one x2
撮影場所:沖縄


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