医者と推し活の両立。忙しい中でいかにLIVEに行くかの戦略

くだらないテーマと思う方は、スキップしていただいて構いません。
そういえば、ライブ一度は行ってみたかったなぁと思う人は続きをお読みください😀

学生時代に、好きなアーティストやアイドルがいた方には、ライブに行った時の楽しさが分かるのではないでしょうか?

医者でなくても、社会人になってからライブになかなか行けなくなってしまった人も多いのではないでしょうか?ライブに行ける心の余裕や時間の余裕を持てることは、明日からの仕事をまた頑張る活力になります。

ライブに限ったことではなく、スポーツ観戦や舞台へ行くこと、家族の運動会やピアノの発表会など、それぞれの人の好きなものに割く時間を確保することも、同じ効果があると思います。

そんなワクワクした時間を諦めていませんか?

医者の趣味のパターン


医者の趣味として多いのは、買い物です。
時計、バッグ、服など
もしくは、時計や車などが好きな人が多いと感じます。

もしくは食です。
飲み会が好きだったり、紹介が必要なレストランなどを好む人もいます。ワインなどのお酒のコレクションが好きな人もいます。
医局にたいてい1人はグルメな人がいて、歩く食べログと呼ばれている人もいるのではないでしょうか?

上に書いた趣味に興味のない人は、より健康的な趣味であるスポーツなどの趣味を持っている方が多い気がします。
フィットネスジム、マラソン、ゴルフなどです。
もしくは料理やキャンプ、釣りなど手を動かす趣味を持っている方もいらっしゃいます。

こういった趣味は、比較的短時間で自分の都合に合わせて行いやすいところが特徴です。
一方、ライブは自分の都合ではなく、すでに決められたスケジュールで動く必要があります。

LIVEに行くことのハードルの高さ


推し活の一番のメインイベントであるライブには行くまでに沢山の壁があります。
まず、チケットの応募がライブの日程の3-6ヶ月まえに行われることが多いということです。
そんな先の予定はわからないし、派遣先が異動になるかもしれません。

土日であれば休みの融通が効きやすいときはあるかもしれませんが、土日のライブのチケットの倍率はどうしても高くなってしまいます。

一方で、平日のライブだと仕事が終わらず間に合わない可能性が高いということが多いと思います。

好きなアーティストのライブがあるんだ!と思った時には、チケットの応募期間が終わっているということも多いのではないでしょうか?

また、一緒に誘える人がいないと嘆いている人も多いでしょう。

これらの壁を超えて医者がライブに行くには計画的な行動が必要となります。

LIVEに行く時の戦略

まず推しの情報をキャッチしましょう。ある程度安定しているグループなら、毎年のパターンから応募の時期がどれくらいになるか予想ができます。

去年のツアーをチェックして、どの都市で公演をしたか、どのようなチケット応募パターンがあったか確認しましょう。

一例を挙げると
ファンクラブ 最速先行
ファンクラブ 2次先行
一般応募
一般2次応募
リセール、見切れ席などの販売

このようなパターンがあるとします。
最速の先行などは応募期間が非常に短く、気づいたら終わってたパターンに気をつけましょう。
東京公演は倍率も高く、かつ土曜、日曜の日程はより人気となりますので、2次先行の時にはもうチケットがない場合もあります。

チケットは当たってから、行けるように頑張る。
まずは当たらなければ何も始まりません。

どの日程を狙うか?


土日休みなら、その日程と可能であれば平日も可能性があれば、チケットが当たる可能性は広がります。

外勤日程で確実に定時に上がれる曜日
平日でも比較的早く終われる曜日
自分の担当外来や手術がない曜日
こういった可能性がある人は、まずはこの曜日を選んでみましょう。

チケット何枚申し込むか?


誰かと一緒に行きたい人は、もちろん誘うのが良いですが職場の人だと当直の調整が難しくなる可能性があります。違うコミュニティの友達や家族の方が時間の融通がつきやすいかと思います。
医学生の頃の友人だと同じように、仕事の予定がわからないからチケット申し込めるかわからないと言われる可能性があります。

チケット取った後ぜったい断れない様子だと、一緒に来てくれなくなってしまうので、もし一緒に申し込んだ人の予定がつかなくても、別の人を誘ったら良いやという心の余裕を持つことをお勧めします。

それか、絶対にチケットを余らせたくなければ、1人でライブに行くのも良いと思います。
チケット1枚の方が当たりやすいと思いますし。

ファンクラブに入るべきか否か?

すごいアーティストが好きで良い席で見たいならファンクラブに入るのがいいと思いますが、
まずは一般応募してみたらどうでしょうか?

vaundyや緑黄色社会などのライブは一般の応募(ローソンチケットやぴあなど)で応募しましたが、当選することができました。
逆に一般応募ではどうしてもチケットが取れず、かつ、とてもそのアーティストが好きなのでファンクラブに入っているものあります。
そのアーティストはファンクラブに入って、すべての販売に応募してもチケットが取れない時もあります。

とりあえず、申し込んで実際に当たっとき
安心してライブを観戦するために、仕事の調整をしましょう。

仕事の調整方法

当直のシフトの希望が出せる職場の場合は、前もってその日はシフトを外して欲しいと伝えましょう。

もし人数が少なくてほぼ毎日オンコールの対応の場合は、オンコール当番を代わってもらえるように医局の同僚に相談しましょう。
とにかく相談は早めに行うのが一番です。
また日頃から他の人から当直を交換して欲しいと頼まれた時には、優しく対応してあげましょう。
お互い様で支え合うことが、結局みんなの幸せと自分の幸せにつながります。

また当日は今日は時間通りに職場を出なくては行けないと伝えて、仕事が残らないように全力で働きましょう。
タイムリミットがあれば、仕事にメリハリがでます。

でもどうしても夕方に緊急な対応が必要な症例がくる方があります。その場合は、当直の医師が対応できるものなら、潔くお願いしましょう。
そういう関係性にするためには、逆に自分が普段当直の時は、残っている仕事を引き受けて他の人が早く帰れるようにしましょう。

自分が上の立場で、他に指導できる人がいない場合は辛いものがありますね。そういう立場の人は、平日ではなく土日でライブに行く方が、良いかもしれません。
もしくは他の指導できるような学年の医師に、この日の夜に何かあった場合は対応して欲しいとお願いしておくのが良いと思います。
次は、その助けてくれた同僚たちが、その人の私生活の時間を充実できるように自分がアシストすれば良いわけです。

ライブに行くことの効能

ライブの前日の夜から私はワクワクし始めます。
当日は、平日の場合は通勤中に音楽を聴いて、仕事頑張って終わらせるぞ!と意気込みます。
休日の場合はライブに向けて音楽を聴いて、グッツ販売も行く場合は早めに準備し始めます。

ライブが始まると、1-2時間あっという間に過ぎて、
もう終わっちゃったという寂しさと
また次も見たいというワクワクした気持ちに包まれます。

帰路は寂しいですが、エネルギーは満タンのため
幸せな気分になりながら、明日からまた頑張ろうという気持ちになれるのです。

数日間はときどきミュージックビデオなど観ながら
ライブの感動を引き戻して、人生の栄養にしています。

地方に住んでいる場合だと、ここまでの話を読んでコンサードが近くに来る場所だけの話でしょう。
現実的に無理だよ、と思うかもしれません。
でもすごく行きたいのであれば、行ってみればいいと思います。

私もライブ来ない離れた土地で生活していた時は
行きは新幹線、帰りは深夜バスで戻って、土日でライブを観に行ったこともありました。
お金と時間はかかってしまいますが、楽しかった思い出です。なので、出来ないことはないです。

ライブに行く方法を書いたけれど、すべての人にとってその環境が大切


ライブに関わらず、結婚記念日や子供の誕生日などで時間通りに帰りたいけど、職場に大きな声で言えず我慢するのが当たり前と考えている人が多いと思います。

将来80歳くらいまで生きたときに、充実した医師生活だったという思いはもちろん良いと思いますが、
死ぬ時に近くにいてくれるのは家族や友人で、その人たちのためにもっと若い時の時間を使っていればよかったと後悔するかもしれません。

仕事と家庭、仕事と自分の時間
人生を豊かにする方法は一つではありません。
生きている世界も職場の一つだけではありません。

なにごともバランスが大事だなと思う今日この頃です。

医者として働く時、本当に人に尽くすには
自分自身に心の余裕がないと難しいと思います。

職場がギスギスしているとき、お互いに厳しく当たったりしていませんか?
人に優しくなれない原因は自分に余裕がないからです。
人に優しくしくするためには、まず自分が幸せだと感じていることが大事なのです。

ギスギスは連鎖しますし、優しさも連鎖します。

自分の大切なものに目を向けて、心の余裕を持って人に接して、優しさの連鎖をきっかけに自分がなれたら素敵だなと思います。

いいなと思ったら応援しよう!

DR.YOU
お心遣いありがとうございます。いただいたサポートは医学の勉強や情報収集といった活動資金にあて、より充実した記事の作成に役立てていきます!

この記事が参加している募集