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温泉は神代(かみよ)の時代から”温泉こそBeyond Organic”


毎年、少彦名神社(神農さん)で製品の安全と効能をご祈祷させて頂いています

大阪・道修町にある少彦名神社 -神農さん-

『少彦名神』は何と読めばいいのでしょうか? この漢字をすらすら読めると、漢字検定1級です。ショウヒコメイシン? ショウヒコメイカミ? ショウヒコナガミ? 最後に「神」という字がついていますから、神様の名前であるだろうという察しはつきます。 そう、神様です。しかも、医学の神様です。「スクナヒコナノカミ」、あるいは「スクナビコナノカミ」とも読みます。

道修町にはたくさんの製薬会社があり、牧瀬サプリメントクリニックもこの近くにあります

私も読めませんでした。しかし、その神様をまつってある「少彦名神社」のすぐ近くに、10年前たまたま開業したので、その読み方を知ったのです。 この界隈は「道修町」(ドショウマチと読みます)と呼ばれる区域で、日本の多くの製薬会社が集まっています。

サプリメントのご祈祷

↑ご祈祷の様子はYoutubeチャンネルでも公開させて頂いております↑

牧瀬サプリメントクリニックでは製造・販売しているJIPANG Gingerを含むサプリメントの安全と効能を願い、この少彦名神社(神農さん)にてサプリメントのご祈祷をさせて頂いております。また、北浜界隈には天然痘治療に大きく貢献した緒方洪庵が開いたとされる適塾(現在は資料館)もあり、人々の健康とは大きな結びつきのある場所となっています。この地に私自身のクリニックを構えるのにこれらの要素は大きな影響を与えました。

ご祈祷を終えたJIPANG Gingerの製品と共に

スクナヒコナノカミ

スクナヒコナノカミは、海の向こうの常世の国から、ガガイモの莢の船に乗ってやってきた、光輝く小人の神様です。 大国主命(オオクニヌシノミコト)と二人で、国づくりを行いました。二人が出雲の国から伊予の国へと旅していたところ、長旅の疲れから、少彦名神が急病にかかりました。 大国主命は大分の温泉の湯を、海底に管を通して四国の道後に導き、その湯で少彦名神の手を温めると、少彦名神はすぐに健康を取り戻したということです。 それから、少彦名神は温泉の神様ともなったのです。

この神話にあるように、日本人は神代(かみよ)の時代から温泉の力を、知っていたのです。

戦国時代にも重宝された真の温泉の効能とは!?

日本人と言えば温泉大国というイメージがあります

その昔、戦国時代には多くの武将たちが傷の治癒、体力の増強、精神の安定などに温泉を使ってきました。 真田幸村の別所(べっしょ)温泉、浅井長政の須賀谷(すがたに)温泉、武田信玄や上杉謙信の数多くの隠し湯、明智光秀の山代(やましろ)温泉、豊臣秀吉の有馬(ありま)温泉、徳川家康の熱海、など枚挙にいとまがありません。

いつ、暗殺されるかわからない時代には、その精神的ストレスは、並たいていではなく、現代以上だったに違いありません。しかし、彼らは精神安定剤や抗うつ剤を使うようなことはなかったのです。彼らの精神の癒しも「温泉」を使ったのです。

動物たちも温泉が大好き

日本全国各地に鹿の湯があります

ヒトのみならず。動物もその癒しの力を本能的に知っていました。「鹿の湯」をインターネットで検索すると、日本全国各地にこの名前のホテルを見つけることができます。 多くの場合、その温泉の始まりは、鹿が傷を癒しに集まってきたことに由来します。

鹿のみならず、熊、猪、猿、狐、狸、兔、狼、鷲、コウノトリ、白鷺など、さまざまな鳥獣が「湯池」にやってきたのです。

ヒトだけではなく、動物も温泉大好き!見てるだけで癒されます

たとえば、日光から東武鬼怒川線と会津鉄道を利用して3時間弱で行ける湯野上(ゆのかみ)温泉には、「猿湯伝説」というものがあります。
猟師にうたれた手負いの猿が、その温泉につかって傷を治したという話です。

島根県の石見(いわみ)銀山の近くにある1300年の歴史を持つ温泉津温泉は、大きな狸がつかっていたのを旅の僧が見つけた、 あるいは大国主命が病気のウサギをお湯に入れて治したのが始まりともされています。— “温泉津”は、”ゆのつ”と読み、難読地名の一つです。

三朝温泉には白い狼の伝説があるそうだ

また、鳥取県の三朝温泉(みささおんせん)は、白い狼の伝説です。
850年も昔、大久保左馬之祐なる侍が、老いた白い狼に出会い、弓で射ようとしたのを見逃してあげたところ、その夜、左馬之祐の夢に妙見大菩薩が現れて、お礼に温泉の場所を教えてくれたとか。城崎(きのさき)温泉はコウノトリ、道後温泉や下呂(げろ)温泉や湯涌(ゆわく)温泉は白鷺など、いわゆる開湯古潭は全国いたるとこにあります。

これは、いい換えれば、すでに伝説の時代から、温泉は動物実験を経て、その効果が証明されていたようなものなのです。

温泉こそが真の-Beyond Organic-

皆さんの周りにも身近なBeyond Organicがあるかもしれません

最近の「ウルトラ・オーガニック」製品は、動物愛護の精神から、動物実験さえ行っていないことをうたい文句にしています。フォアグラを食いながら、こういう宣伝をする人たちの精神構造は、私の理解が及ばないところなのですが、温泉は歴史的に動物・癒し実験さえ行ってきた最高にBeyond Organic なのです。

Beyond Organicとは簡単に訳せば、「オーガニックの向こう側・さらに先にあるもの」ということになりますが、その本当の定義は各々で様々な解釈や説明が出来ると思います。是非、皆さんもご自身の周りにある身近なBeyond Oranicを探してみてはいかがでしょうか!?

温泉療法医ってご存知ですか?

実は私、温泉療法医なのです

私がこんなに温泉のことを熱弁するのにはもちろんワケがあります。実は私、「日本温泉気候物理医学会」の会員であり、「温泉療法医」の認定を受けているのです。

この温泉療法医になるには条件もしっかりあって、
①温泉療法医教育研修会を受講し全過程を修了していること
②学会に入会し、3年以上経過していること
③日本の医師免許を持っていること
というハードルがあります。

この天地創造のエネルギーを活用した治療法等もこれからどんどん活用出来ればなと考えています。

ではまた次回、お会いしましょう!

<プロフィール>
はみだしドクター・牧瀬 忠廣(まきせ ただひろ)
早稲田大学政経学部政治学科中途退学。熊本大学医学部卒業。ワルシャワ・メディカル・アカデミー研究留学(脳生理学)。86ヵ国を渡り歩き、世界中の代替療法を研究。「サプリで脱・病院化社会」を提唱するべく牧瀬サプリメントクリニックを開院。医療の国家資格である医師免許を持った医師が、それぞれの症状に対して、的確なサプリメントを飲むことができるように指導している。またMAKISE LABでは沖縄を中心に自生している「月桃」を用いたサプリメント「JIPANG Ginger」を研究・製造・販売を行う。

牧瀬メディカルセンター 牧瀬クリニック(健康保険適応外)
大阪府大阪市今橋1−7−14宗田ビル5F
https://drmakise.com/(メールでの相談のみ受付)
MAKISE LAB(旧牧瀬ライフアップ研究所)
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