やっと始まるよー、、!【歯列矯正#2】
こんにちは。くんぱす先生です。
医師として働きながら、2児の子育て真っ只中です。
子どもたちにだいぶ手がかからなくなり、やっと自分と向き合える時間が増えたと感じるこの頃。
前回お話していた歯列矯正がやっと本日から始まる予定です!
↑この記事を書いたのって6月なんですよ。
今、何月?
10月!!??
「今まで何してたん?」
ただ、ぼんやりと鼻ほじりながら「あー矯正まだかなー」って空の雲を眺めてたわけじゃないんですよ!
お話しましょう、この4ヶ月間何をしていたのか。
「そうだ、矯正しよう。」
思いついたのは5月
先ほどの記事に思いついてから初回の歯科受診までのことは書いたのですが、思いついてからの行動力はいつも早いんですよね、私。
久々の歯科受診で指摘のあったことがこちら。
いや、多いな。。
これらを順番にやっつけていく冒険が始まったのです。
ラスボス『マウスピース矯正』まで辿り着けるように、一つずつステージボスたちをやっつけていく必要がありました。
歯科に通った回数15回
6月~今まで(歯列矯正開始前まで)で通った回数です。
約4か月で15回
単純計算で週1。
みなさんご存じのように歯科の予約ってなかなか思うように取れないので、最悪週3で通ったときもありました。
医療費4万弱
矯正費用は差し引いてこのくらいかかりました。
保険診療費なので3割負担でこんなに、、
みなさん、歯は大切に☆
お金も時間もふっとびますよ~、っと。
矯正プラン【インビザライン コンプリヘンシブパッケージプラン】
注釈)くんぱす先生はインビザライン社からお金をもらって紹介しているわけではありません。そもそも、インビザライン社に認識すらされていません。ただ、自分のやるマウスピース矯正はこういうものだよ~と言いたいだけです。
プラン名が1行に収まらないくらいに長くてかっこいい名前なんですが、平たく言うと、「全部の歯を動かすプラン」ってことです。
過去に矯正したことがあって、前歯だけまた整えたいっていう人は一部の歯に対してのマウスピース矯正が選べるのですが、私はもちろん全部の歯列を整える必要があるってことですね。
インビザライン矯正を行っている歯科は先のホームページから探せるのですが、私はなるべく自宅や職場から近い場所でそれなりに件数をこなしている歯科医院を探しました。
インビザライン社から症例件数に応じてランキングが公表されています。
私の選んだ歯科は”プラチナランキング”で年間症例数が50症例以上80症例未満の医院です。
都心に行くと年間症例数1000件以上の”レッドダイアモンド”という症例数でいうと最高ランクの医院があるようなのですが、通いやすさとバランスをとって決めました。
私も医療従事者なので、ある程度の症例を日頃から経験していることの大切さが分かるので、そこそこ経験されていらっしゃる先生にお願いしたい気持ちでした。
自分の立てた計画通りに進む症例ばかりでなく、思ったように進まないとき、その対処法、思いがけないトラブルなどが医療にはつきものなのでそのあたりのご経験のある先生、さらに慢心でない先生にお願いしたいと思いました。
矯正費用93万
内訳
矯正検査代・クリンチェック(矯正計画)作成:5万
アライナー(マウスピース):使用可能枚数は無制限
追加アライナー:無制限
診察料・調整料
リテーナー(保定装置)上下1セット これらすべて込で88万
高いね~、、、
マウスピース矯正が巷でかなり増えており、インビザライン以外にももっと格安でできる矯正もあるようです。
価格が下がることで経済的になかなか手を出せなかった患者層も歯列矯正を行えるようになってきているのはいいことだと思います。
が、一方できちんとしたシステム構築の成されていない悪徳な業者もあるようなので注意喚起されていますよね。
歯列矯正トラブルによる被害者の会や裁判に至っている事例もあります。
同じインビザラインでも医院によって多少の価格の違いがあるようです。
色々と調べる中で私が感じた大きな違いがこちら。
【初めから総額が決まっているパターン】
【通院時に診察料・調整料を適宜払うパターン(総額は確定していない)】
この2パターンはどちらも一長一短だと感じます。
例えば、総額が決まっている場合、患者側としては支払う費用が見えるので安心です。そして、医院側は調整時に受診頂いても+での徴収はないため必要な調整受診であっても頻度を減らしてしまう可能性が否定できないというデメリットも考えられます。(そんなことないと思いたい。)
おそらく、通院回数やその調整料まで混み込みで最初に請求しているんでしょうけれど。
逆に、通院の度に調整料(5000円程度が相場)がかかる場合は不要に通院させられる心配があります。(そうでないと思いたい。)
さらに、「大金一気に払えないよ~」という患者さんのために”デンタルローン”という借金システムまで世の中にはあります。
私個人としては、借金しないと払えないうちはまだ時期じゃないと考えるのが健全だと思いますが、、
医院によっては利息なしで医院が立て替えてくれる分割払いシステムを設けているところもありました。(途中で患者さんがドロンしたらどうするんだろう。)
なんだか、矯正業界の闇を感じる話題ですね。
医療行為とは言え、商売ですからね。
私は家の不用品をメルカリで売って、この矯正費用を少しでも回収しようという目標を持って取り組んでいます。
控除の話
これだけ費用がかかると「少しでも救済措置はないのか!」と叫びたくなりますよね。
分かります。
医療費控除
”納税者本人または生計を一にする配偶者その他の親族”に適応されます。
この控除分、税金が安くなるシステムです。
審美目的ではなくかみ合わせ(咬合)不正に対して医療上必要と判断された場合に控除を受けることができます。
ネットには”医師の診断書が必要”と記載があったので直接歯科医師に聞いてみたところ、「診断書の提出がなくてもみなさん通ってますよ」と言われました。
一旦、信じてみます。診断書も別途お金かかるだろうし。
ちなみに、保険診療ではないため『高額医療費制度』は利用できません。
今日はここまで
とりあえず、まだマウスピースをはめていない状態でこちらの記事を書きました。
次回の内容は実際に矯正を始めている状態で書くことになるでしょう。
書きたいのは、
ネットやYoutubeだけでは拾えなかったけれど歯医者さんに直接説明された『矯正により起こり得ること(不具合・合併症)』
『矯正に抜歯は必要なのか(患者に選択権はあるのか)』
『はじめてみてどう?めんどい?』
などですかね。
私自身、結構情報集めたと思うので、巷にまだない情報を優先的に書いていきたいと思っています。
では!
最後までお読みいただきありがとうございました。